東京都内の26日の感染確認は29人で、3日連続で30人を下回りました。26日時点の重症の患者は17人で、およそ1年3か月ぶりに
20人を下回り、31日に投開票の衆議院選挙も与党有利に動いています。唯、ワク一本足打法には限界があるようです。欧州で
はデルタ株より感染力の強い、変異株「AY.4.2」が派生し、新規感染者数が3週連続で増加しています。変異株が日本にも
押し寄せてくれば、再度、感染拡大が懸念されますが、衆議院選挙はコロナで疲弊した経済対策が争点で、現在の株高から自民
党大敗は考えられず、自民単独260議席は固く、例年10人程度いる当選後の入党者を含めれば270議席も視野に入ります。AI主
導の株価はブレが大きく、個人投資家は一喜一憂しないことが成功のカギと言えるのかもしれません。
以下抜粋コピー
ロンドン(CNN) 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続く中で2度目の冬を迎えようとしている欧州で
再び症例数が増加している。ワクチン接種が進まない東欧では混乱が拡大、西欧も不確実性が高まりつつある。 この冬は、前
回の冬に比べてワクチンが行き渡っているにもかかわらず、世界保健機関(WHO)の20日の発表によると、欧州では3週間
連続で症例数が増加した。 特に東欧やロシアでは事態が深刻化し、死者が相次ぐ。欧州疾病予防管理センター(ECDC)
によると、ワクチンは接種をためらう人が多く、接種率は24%にとどまる。 ラトビアは21日、欧州連合(EU)加盟国の
中で初めてロックダウン(都市封鎖)に踏み切った。同国で2回のワクチン接種を済ませた成人は56%にとどまり、EU
平均の74.6%を大幅に下回る。 症例数は西欧でも増えている。ドイツは23日、5月以来初めて、住民10万人当た
りの新規感染者が100人に増えた。ベルギーやアイルランドの感染率も急増している。 ベルギー保健相は20日、VRT
の取材に対し、同国は感染の「第4波」にあるとの認識を示した。ロイター通信によれば、同国は成人の85%以上がワク
チン接種を完了済みで、入院しているのは大部分がワクチン未接種の患者だと当局者は話している。 東欧でも西欧でも症例
数が増えた背景として、英オックスフォード大学の専門家は、経済活動を再開して規制を緩和したことや、気温が下がって
屋内で過ごす時間が増えたこと、感染力の強いデルタ変異株が主流になったことなどを挙げている。 ただ、ワクチン接種が
進んだ西欧では、死者や入院患者は東欧と比較しておおよそ横ばいの状況にある。 ルーマニアは25日から夜間の外出を禁
止し、各種施設に入場する際に健康パスの提示を義務付ける。同国ではワクチン嫌悪や政府に対する不信感に阻まれて接種
が進まず、接種を完了した成人はECDCの統計で35.6%にとどまる。 隣国のウクライナでも21日に確認された症
例数が2万2415例に上り、パンデミックが始まって以来最多を更新。ロイター通信によると、1日の死者は22日まで
に過去最高の614人に達した。 ロシアも過去最悪の状況に陥り、首都モスクワは25日から10日間のロックダウンに
踏み切った。1日の症例数・死者数は過去最高を更新し続け、20日の死者は公式統計で1028人となった。 一方、西欧
は以前ほど危機的な状況には陥っていないと専門家は指摘、「野戦病院が開設され、ワクチンによって間違いなく状況が変
わった。その意味で、楽観視できる理由はたくさんある」と話す。ただし英国はワクチンが特効薬にならない現実を見せつ
けていると言い添えた。 英国で報告された1日当たりの症例数は西欧で最も多い。コロナ対策規制はこの夏、ほぼ全面的
に解除されたが、専門家や医療関係者は政府に対し、マスク着用義務化の再導入やワクチンパスなどの対策を講じるよう求
めている。 しかし入院患者や死者数が増える中でも政府はそうした措置を拒んでいる。緊急医療の専門家は24日、スカ
イニュースの取材に対し、新型コロナのために医療施設は既に「悲惨な場」と化していると述べ、英全土で救急医療現場が
「対応に苦しみ」、救急車の大行列ができていると語った。 英保健安全保障庁は22日、デルタ株から派生した「AY.4.2」と呼ばれる亜系統について、デルタ株に比べて増加率が高まっている
可能性があるとして、「調査中の変異株」に指定した。