将棋の藤井聡太王将=竜王・王位・叡王・棋聖と合わせ五冠=に羽生善治九段が挑戦する第72期王将戦七番勝負の第1局が8日、静岡県掛川市で始まった。 振り駒の結果、藤井王将が先手になり、午前9時に対局が始まった。後手の羽生九段の誘導で、非主流の戦型である「一手損角換わり」になった。羽生九段が最後に採用したのは昨年4月で、とっておきの作戦と言える。中盤戦の局面、羽生九段が1時間41分考えて44手目を「封じ手」にして1日目が終わった。本日9日午前9時に再開する。
羽生九段は2017年以来のタイトル獲得を目指す。藤井王将は出場したタイトル戦全てを制しており、獲得は通算11期に達する。両者の公式戦対戦成績は藤井王将の7勝1敗。
一進一退の互角勝負
昼食は 藤井聡太王将が「しあわせの青い玉子のオムライス」
羽生善治九段が「うな重浜名湖産」
昼食では羽生九段が選んだ食事が旨そうですね。
20歳の藤井五冠に挑んだ52歳の羽生九段は、初戦を落とす結果となった。
第2局は1月21日、22日と大阪で行われる。