19日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落し、前日比251ドル63ドル安の3万3413ドル45セント(速報値)で終えた。米長期金利の上昇が続き、米景気の先行き不透明感や株式の相対的な割高感が意識された。
米長期金利は一時、前日比0.08%高い4.99%(前日終値は4.91%)と2007年以来の高水準に上昇し、節目の5%に迫った。本日発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想を下回った。今週発表済みの9月の米小売売上高や米住宅着工件数なども市場予想以上の伸びとなり、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの観測が強まっている。
19日 パウエルFRB議長は講演で、米経済次第で「さらなる金融引き締めが正当化される可能性がある」との考えを示した。その後に参加した討議では経済状況は「(金融政策が)引き締めすぎだと示していない」と指摘した。一方、講演で政策判断を「慎重に進める」と述べ、次回や12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測は後退したとの指摘もあった。いずれにしても、金利引き下げ局面には至っていないようです。
米長期金利は一時、前日比0.08%高い4.99%(前日終値は4.91%)と2007年以来の高水準に上昇し、節目の5%に迫った。本日発表の週間の米新規失業保険申請件数が市場予想を下回った。今週発表済みの9月の米小売売上高や米住宅着工件数なども市場予想以上の伸びとなり、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの観測が強まっている。
19日 パウエルFRB議長は講演で、米経済次第で「さらなる金融引き締めが正当化される可能性がある」との考えを示した。その後に参加した討議では経済状況は「(金融政策が)引き締めすぎだと示していない」と指摘した。一方、講演で政策判断を「慎重に進める」と述べ、次回や12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測は後退したとの指摘もあった。いずれにしても、金利引き下げ局面には至っていないようです。