ニューヨーク州の司法当局は24日、米国の42の州・区の司法当局が米SNS大手メタ(旧フェイスブック)を提訴する方針だと発表した。メタが運営するインスタグラムとフェイスブックには中毒性があり、子どもたちの精神面に悪影響を与えたとして、損害賠償などを求めている。
発表によれば、同州やカリフォルニア州、イリノイ州などがカリフォルニア州の裁判所に提訴した。親の同意なしに子どもの個人データを不当に収集したとも批判している。子供や一部の大人の精神面に悪影響を与えています。大賛成ですね。
※SNS使いすぎの警告表示については、調査した若者の7割がこの案を支持しているという。
精神衛生のため活動する慈善団体は、SNS各社に、利用者の安全を守るため対策の向上を求めた。
「劣等感や不安感」
英王立公衆衛生協会(RSPH) の報告は、SNSがたばこやアルコールよりも依存度が高い可能性があり、過去25年間で心の健康を患う若者が7割増えていると指摘。10人に7人がネットいじめを経験したと話しており、若者の心の健康問題を「SNSが悪化させているかもしれない」と懸念を示す。
またSNS利用は、不安感や鬱、不眠の悪化につながっているようだと指摘している。