「投資の神様」と称される米国の著名投資家ウォーレン・バフェット氏(93)が、歴史的な高値圏にある米国の株式相場を「カジノ的だ」と指摘して話題になっている。ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が史上初の4万ドル台に迫る中、急ピッチの株価上昇に警鐘を鳴らす。
先月下旬に公表した毎年恒例の「株主への手紙」で、こうした考えを明らかにした。10代で株式投資を始めた長年の経験を踏まえ、過去の市場急変に触れつつ「今の市場は私が若い頃とは比べものにならないほど、カジノ的な様相を見せている」と強調した。AIブームで上昇を続けていましたが、ここにきて、金利を市場の予想通り下げないFRBの金融政策不安や、テスラやGAFA(ガーファ)「Google」「Apple」「Facebook」「Amazon」 などの株価に陰りが見え始め、株式市場も黄色信号がともっています。