『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

トランプ氏が習近平氏を大統領就任式に招待

2024-12-13 06:55:26 | 日記
トランプ次期米大統領が来年1月20日の就任式に中国の習近平国家主席を招待する。習氏が招待に応じるかは明らかでないとしている。トランプ氏は、米国の薬物問題や経済対策で中国に強硬姿勢を示す一方で、ロシアのウクライナ侵略を巡り協力を呼び掛けていて、首脳間関係を再構築する狙いがあるとみられる。トランプ氏側は11月5日の大統領選の直後、習氏を大統領就任式に招待した。トランプ氏の政権移行チームは、他の外国首脳を招くことも視野に入れているという。
トランプ氏が南部フロリダ州の私邸で今月9日に会談したハンガリーのオルバン首相の名前も浮上している。トランプ氏は、強権的な政治姿勢で知られるオルバン氏との友好関係をアピールしてきた。
大統領就任式には通常、駐米大使らが招待されるが、国務省の資料で確認できる1874年以降、外国首脳が出席したことはないとしている。
トランプ氏は11月25日、米国に大量の薬物が流入する問題で中国が十分な対応をしていないとし、中国製品に10%の追加関税を課す方針を自身の交流サイト(SNS)で表明。米経済の再生を掲げた大統領選では、中国製品に60%の高関税を課す考えも示すなど、強硬姿勢で米国の国境や産業強化を図る方針だ。
対中貿易赤字を問題視するトランプ氏は2017年からの第1次政権で習氏と報復関税の応酬で貿易戦争を繰り広げた。
一方、ロシアによるウクライナ侵略を巡っては、12月8日のSNSでプーチン露大統領に停戦と和平交渉を呼び掛けるとともに「中国は助けることができる」と述べ、習氏に協力を求めた。
トランプ氏は就任式への招待で習氏との関係を再構築し、さまざまな課題における対中交渉を優位に進める狙いがあるとみられる。日本の石破首相の名前が出て来ないことに不安は感じます。
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❝12/19植田ショック?❞年3回の利上げ:1989年と2024年?

2024-12-13 05:45:26 | 日記
 1989年、日経平均株価が当時の史上最高値3万8957円44銭を付けたバブル絶頂の年、日本銀行は3回の利上げを断行した。  2024年、日経平均株価が史上最高値を更新した年、日本銀行は3回の利上げを断行するのだろうか。
1.1989年のバブル絶頂の年  1989年、日本銀行は、当時の政策金利だった公定歩合を3回(2.5%⇒4.25%)に引き上げた。1989年のコア消費者物価指数は前年比+2.4%だった。
1)5月31日:2.50%⇒3.25%(+0.75%)  日経平均株価は、2月に32000円台、4月に33000円台、5月には34000円台に乗せてきた。日銀は日経平均株価が大きく上昇しているにもかかわらず、低金利政策を続けた結果の株高にやっと危機感を持ったと思われる。 ※コア消費者物価指数:前年比+2.8% 2)10月11日:3.25%⇒3.75%(+0.50%) ※コア消費者物価指数:前年比+2.9% 3)12月25日:3.75%⇒4.25%(+0.50%) ※コア消費者物価指数:前年比+2.9%  1990年には、3月に5.25%、8月に6.00&まで追加利上げが行われ、急激な金融引き締めによってバブル経済は崩壊した。  1990年8月のコア消費者物価指数は前年比+2.3%、1990年は前年比+2.3%だった。
2.2024年の史上最高値更新の年  コア消費者物価指数は2024年10月まで31カ月連続で日銀目標の2.0%を上回り、賃金動向を反映しやすいサービス価格も改善が続いている。  
日経平均株価は、7月に42426.77円まで上昇して史上最高値を更新した。
1)3月19日:マイナス金利を解除して17年ぶりの利上げに踏み切った ・マイナス金利(▲0.1%)を解除 ・無担保コール翌日物レート:0-0.1%に誘導 ※コア消費者物価指数:前年比+2.6% 2)7月31日:政策金利を0.25%程度に引き上げた ・政策金利(無担保コール翌日物金利):「0-0.1%程度」⇒「0.25%程度」 ・植田日銀総裁「0.25%への利上げでも実体経済への影響は出ない。経済のショック、景気循環で日本経済に下振れが生じた場合、0.25%では対応しづらい。2006年からの前回の利上げ局面のピークである0.5%が壁になるとは認識していない」 ※コア消費者物価指数:前年比+2.7% 3)12月19日:政策金利を0.50%程度に引き上げるのか?
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