『名も無く豊かに元気で面白く』

読んだ本、ニュース、新聞、雑誌の論点整理、備忘録として始めました。浅学非才の身ながら、お役に立てれば幸いです。

老後に必要な生活費は『夫婦で年間合計約340万円』

2024-12-14 06:02:38 | 日記
総務省統計局が公開している「家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、65歳以上で夫婦のみの無職世帯では、1ヶ月の平均消費支出が25万959円、非消費支出が3万1538円の計28万2497円でした。年額換算で平均338万9964円です。
もし、貯蓄もなく、年金のみで賄おうと思うと、夫婦で年間合計約340万円、月に約28万3333円が必要になります。日本年金機構によると、令和5年度における夫婦2人分の標準的な年金額は月に22万4482円、年換算で269万3784円です。
年金の標準的な金額と比較すると、年金だけで平均的な生活費を賄う場合は、通常より多い年金額が必要といえるでしょうが、今後の物価上昇、若い世代に負担を押し付けるのも難しい。厚生年金の積立金を基礎年金(国民年金)の底上げに活用し、基礎年金の給付水準を3割程度引き上げる案について、2040年度までは厚生年金の受給者が受け取る年金額が、現行制度に比べて減少するとの試算を明らかにした。 平均的な賃金で40年間働いた会社員の夫と専業主婦の妻のモデル世帯で試算した。「2階部分」の厚生年金の受給を抑制する期間が延びることで、「1階部分」の基礎年金が底上げされても、夫婦で受け取れる年金額は、36年度に最大で月額約7000円減少する場合があるとした。 ・・など考えると収入も少し減り、夫婦で年間500万円迄消費支出が増える覚悟が必要かもしれません。70歳までは現役で働くというのが基本でしょう。


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