Q,善根を施すことに囚われていると世が乱れるのではないか?
A, 梁の武帝は仏教に凝って侯景に世を奪われたというが、それを悔やんではいないであろう。お釈迦様も王子の位を棄てて出家されて我らを導いてくださっているがこれを間違いとは言わないであろう。ただ今の人は世間を棄てるということはできないであろうから聖徳太子のように俗世の生活を通じて仏法興隆に努めるべきである。
夢中問答集(無窓疎石)より・・・1 . . . 本文を読む
今日14日は、岩手県奥州市水沢の黒石寺で行われる「蘇民祭」の日です。
蘇民祭は蘇民将来と素戔嗚尊をおまつりするもので、
「旅をしていた武塔神を、貧しい蘇民将来(そみんしょうらい)がもてなしたところ、武塔神は自分の正体が建速須佐之男命であることを明かすと共に、「茅の輪を身に付け『我は蘇民将来の子孫である』と唱えれば無病息災が約束されるであろう」と告げた」いう逸話をもとに平安時代から執り行われている . . . 本文を読む