たまのいれもの
日本の神々の話には、中には大きな神の出現する話もないではないが、其よりも小さい神の出現に就いて、説かれたものゝ方が多い。此らの神々は、大抵ものゝ中に這入つて来る。其容れ物がうつぼ舟である。ひさごのやうに、人工的につめをしたものでなく、中がうつろになつたものである。此に蓋があると考へたのは、後世の事である。書物で見られるもので、此代表的な神は、すくなひこなである。此神は、適切にたまと . . . 本文を読む
日本生命創業者弘世助三郎は滋賀県彦根市生まれ。
日本生命の社史等によると「、古来延命長寿の神として霊験あらたかな多賀神社(注1)に、「多賀教会」という会員数の讃仰会があった。明治の初め、弘世助三郎は、多賀教会を主体とした「多賀寿生命」を創立。これがのちの日本生命の元。」とされます。(注1、多賀神社は霊験あらたかな神社です。鎌倉時代、重源は61歳で東大寺の再建を開始した時、多賀社に参拝し20年延寿し . . . 本文を読む