善財童子の訪問者と教え(華厳経入法界品)42
四十一番目、閻浮提の摩竭提国・迦毘羅かぴら城 瞿夷くい女
妙徳円満天は善財に「迦毘羅城に釈迦女あり、名けて 瞿夷という。汝彼に詣でて問え・・」といいます。善財は「菩薩会の荘厳講堂の離憂妙徳天の所へ至れり。その時に彼の天は一万の諸天を以て眷属となし来りて善財を迎え・・」としています。(なお瞿夷女については、お釈迦様には瞿夷、耶輸陀羅、鹿野の三人の妃ありと . . . 本文を読む
止風雨法
2019-10-12 | 法話
止風雨法は経典にも多く出てきます。古来暴風にも悩まされてきたことが分かります。
1、仁王経読誦。不空訳仁王般若経護国品第五に依るに世尊が波斯匿王等諸の大国王に国をまもるの法を説きたまう。すなわち国滅せんとするときは国土乱れて諸の災難あり、賊来たって破壊すべく、鬼神乱れるゆえに万人乱れ、万人乱れる故に賊起こって百姓葬亡し、・・天変地異あり日月衆星度を失し大火、大水、大風等の諸難おこる。そのとき此の . . . 本文を読む