善財童子の訪問者と教え(華厳経入法界品)49
四十八番目、南方沃田城 妙月長者
堅固解脱長者に「この城の中に一長者あり、名けて妙月となす。その長者常に光明あり。汝かしこに詣でて問え・・」といわれ、善財が同じ城のなかの 妙月長者を問うと、長者は短く
「善男子よ、我菩薩の解脱を得たり。名て【淨智光明】という。善男子よ、我唯だ此の智光解脱を知るのみ。諸菩薩摩訶薩の無量解脱法門を證得せるが如きは我 . . . 本文を読む
お大師様も常に国家の安泰を祈られました。平安時代は平和な時代であったと歴史で習いますが、「八幡愚童記」によるとそれまでもなかなか大変な時代であったことがわかります。蒙古襲来まで11回日本は朝鮮半島からの襲撃を受けているのです。、「八幡愚童記」を引用します。
「・・天に二日無く、地に二王なし。・・この中に新羅・百済・高麗の王臣は貪欲心に飽きたること無く、驕恣身に絶えざるあまり、日本我が朝を討ち取らん . . . 本文を読む