善財童子の訪問者と教え(華厳経入法界品)44
四十三番目、閻浮提の摩竭提国・迦毘羅かぴら城
天主光童女
摩耶夫人が「善男子よ、此の世界の三十三天において王あり、正念王と名け、王に童女あり、天主光と名く。汝かしこに詣でて問え・・」といいます。善財は「ついに天宮に往きてかの童女にまみえ、・・もうしてもうさく「・・未だ菩薩は云何が菩薩の行を学び菩薩の道を修するやを知らず。われ聖者は能く誘誨したまうと聞 . . . 本文を読む
三界無安
2019-10-14 | 法話
今回の大災害を目の当たりにして改めて「三界無安」という経典の言葉を噛みしめました。
・「法華経」譬喩品に「三界安きこと無し、猶(なお)火宅の如し」
・「法句経」に「世皆な死あり 三界安きことなし 諸天樂といえども 福盡き亦た喪ふ 諸世間を観ずるに 生の終らざるなし」
・「仁王般若波羅蜜経」護国品にも「劫火洞然として 大千も倶に壞る 須彌も巨海も
磨滅して餘りなし 梵釋天龍 諸有情等
尚 . . . 本文を読む