真宗大谷派僧侶で大谷大学名誉教授の金子 大榮は1881年〈明治14年〉5月3日に生まれています。 清沢満之、曽我量深とも親交が深く、浄土真宗の伝統的な教学・信仰を深い自己省察にもとづく信仰とによって受け止め直し、近代思想界・信仰界に開放した、とされます。「花びらは散っても花は散らない 形は滅びても人は死なぬ。(『意訳歎異抄』)」「人生は長さだけではない。幅もあれば、深さもある」等の言葉は有名です。 . . . 本文を読む
日本紀略 / 寛平五年閏(893)五月三日庚午条「三日庚午 大宰飛駅使来して偁ふ。 『新羅賊、肥後国飽田郡に於て 人宅を焼亡す。 又肥後国松浦郡に逃去る』と。 (宇多天皇は)即ち勅符を賜ひ 之を追討せしむ。」 . . . 本文を読む
第三に本誓深重のゆえにとは、大日経の疏に云「慈氏菩薩とは謂く、佛の四無量心なり。今慈を以て称首となす。此の慈は如来の種性の中より生じて能く一切世間をして佛家を断ぜざらしむ故に慈氏と曰ふ」と(大毘盧遮那成佛經疏卷第一入眞言門住心品第一)。一切如来は必ず四無量心に住して衆生を度す。此の四無量心は即ち慈氏菩薩の徳なるが故に當に知るべし此の尊は大慈大悲の主也。佛の慈悲を離れて我等何ぞ解脱を得んや。真言蔵品 . . . 本文を読む
承和二年五月三日は大師を石室にお納めした日です。高野春秋「(承和二年)夏五月三日。奥院石室中に殯斂し奉る。秘記に云、高祖此の石室中を卜し金剛定門に入りたまひ慈氏の下生を期す。注に曰く、件の石室は六尺間三間也。三六十八尺は金剛頂十八会を表示す。中心に蓮華座あり。花蔵世界を標顕す。扉三尺七寸は三十七尊を擬すなり。これ密訣幷に七庿之口伝更問焉。一書にいわく、石室奥院に於いて畳む、定身之封閇せしむ。日本神 . . . 本文を読む
今日は伏見稲荷還幸祭です。2021年については以下にあります。
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弘仁十年五月三日は大師が「高野建立の初めの結界の啓白の文」を書かれて高野山開創に着手された日です。大師の「高野建立の初めの結界の啓白の文」です。「高野建立の初めの結界の啓白の文」「沙門遍照金剛、敬って十方諸仏、両部の大曼荼羅海会の衆、五類の諸天及び國中の天神地祇、竝に此の山中の地、水、火、風、空,抜済せしむ諸鬼等に白さく。夫れ形あり識(こころ)有るものは必ず佛性を具す。佛性法性法界に遍して不二なり . . . 本文を読む