史料綜覧 十一巻 /(天正十一年(1583)五月)「二日 大神宮ヲシテ 天変ヲ祈禱セシム」
天正十年六月二日 には 本能寺の変がおこり、十一年四月二十一日 には 賤ヶ岳の戦いで秀吉が天下を取っています。この頃は秀吉の絶頂期でしょう。 . . . 本文を読む
第二に高祖下生の故にとは、高祖弘法大師已に彼の天に生じたまふ。象の子は大象の去来に随ふ。末資となって蓋んぞ彼の生を期せざらんや。遺告に云ふ、祖師の吾顔を見ざるべしと。「心あらんものは必ず吾名号を聞きて恩徳の由を知るべし、吾白屍の上に更に人の労を欲するに非ず。密教の寿命を護り継ぎ龍華の三庭を開かしむべきの謀也。吾閉眼の後いは必ず方に兜率陀天に往生して弥勒慈尊の御前に侍るべし。五十六億余の後は必ず慈尊 . . . 本文を読む