大日経疏巻一「・・衆生の自心の實相は即ち是れ菩提なり。有佛・無佛・常に自ら嚴淨なりといえども、然も實の如く自を知らざるが故に即ち是れ無明なり。無明顛倒して相を取るが故に、愛等の諸の煩惱を生ず。煩惱に因るが故に、種種の業を起こして種種の道に入り、種種の身を獲て種種の苦樂を受くること、蠶の絲を出すに所因なけれども自ら已より出して自ら纒裹(てんか)して、燒煮の苦を受けるがごとし。譬えば人間の淨水を、天鬼の心に随って或は以って寶と為し、或は以って火と為して自心自ら苦樂を見るが如し。之によって當に知るべし、心を離れて外に一法あることなし。」
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