續日本紀卷第十九に「菩薩戒あり梵網經をもととす。功徳巍巍。よく逝くものをたすく。すなわち六二部を写し、六二国に説く。四月一五日にはじめ五月二日におわらしむ。・・願わくは衆大徳、攝受を辞することなかれ、・・」(有菩薩戒。本梵網經。功徳巍巍。能資逝者。仍寫六十二部。將説六十二國。始自四月十五日。令終于五月二日。是以。差使敬遣請屈。願衆大徳。勿辞攝受。欲使以此妙福无上威力。翼冥路之鸞輿。向華藏之寳刹。臨紙哀塞。書不多云。)とあります。孝謙天皇は父聖武天皇を供養するため梵網經を諸寺で講釈せよと命じています。当時の為政者はお経を講義することは亡者の功徳になることがわかってあられたのです。
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