福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

黒岩キャスターの話

2010-07-04 | 法話
今朝たまたまテレビをつけると黒岩という元フジテレビキャスターが講演していました。題は分からなかったのですが、要は自分のこれまでの経験からすべては見えないところで繋がっていて自分が導かれてきたという趣旨でした。かれは早稲田の演劇サークルにいてそのあとフジテレビに入社したのですが、報道に配属後なぜか突き動かされるように救急救命システム問題の大キャンペーンをやります。それは成果を挙げ救急車で医療行為ができるようになっていくわけですがそのあと聖路加病院の日野原先生からミュージカル「葉っぱのフレデイー」のデレクターをまかされます。これも「命」がテーマです。そうしているうちに父親が余命2ヶ月の末期がんになりますが、その時、漢方と西洋医療の統合診療がテーマの研究会座長をひきうけることになります。そこで知りあった中国の漢方専門家に父の癌の治療をたのむと父はみるみる回復し二年以上健康で活動できそのあとポックリなくなったというのです。氏はいまは大学で統合医療をおしえているそうです。そしてこれらはすべて、救急体制の不備もあって水難事故でなくなった黒岩氏夫婦縁結びの上司がさせたのではないか、今大学で医療を教えているのも父の導きがあったのではないかということでした。

五日に先祖供養をしますがこの葉っぱのフレヂーのいうように「いのち」は不生不滅で、大日如来の密厳浄土においては「互いに往生すること無碍自在なれば、生生世世の父母、妻子眷属及び一切有縁の衆生と共に、微妙の説法を聴聞し、終に本具の覚體を開くことを得ん(密宗安心教示章其の3)」であることを思い出したいものです。
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