今日承和二年835十月七日は嵯峨上皇が「海上人を哭す」詩をお作りになった日です(類聚三代格等)。
「海上人を哭す」嵯峨上皇
「得道の高僧氷玉清し
坏に乗じ錫を飛ばして滄溟を渡る
化身世に住す 何ぞよく久しからむ
塵界空しく留む恵遠の名
緇侶古来以て楽しみと為す
凡夫徒に自ら感じて情を傷む
戒珠俄かに逝水に沈む
心印誰かに付して雲嶺に行かむ
遺草能く誇る 玉垣駿
蓬宮猶ほ撃つ羅浮の馨
香閣無翻 貝葉の経
歳晩禅林揺落冷し
涼天の皓月 墳扁を照らす
此れより津梁長へに已む
魂や何処にか蒼生を救ふ」
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