本朝新修往生伝「沙門戒深は尾張国賢林寺の住侶也。五十余年寺門を出ず、日々夜々法華を読誦し、多年の間、舎利を欣求す。尋常の読経の時、堂前庭上に舎利出現す。其の貌珠の如し。其の音雷に似たり。水に投げて沈ず、鎚打て壊れず。之仏像として安じ供養恭敬す。命終の時、佛に向ひて端座。手に定印を結び彌陀を称念す。瑞雲天に聳へ異香室を薫ず。没後数日、身は爛壊せず、結跏趺坐し定に入る人の如し。国郡哀傷し之の為に廟を立つ。」
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