ヒヨコ・イン・ザ・ワールド

Fukunosukeとhiyokoのlifelog。

おのぼりソウル2011(その15):南山タワー(の下)

2011-02-13 09:23:20 | 韓国&台湾
Fukunosukeです。



最後の晩は、ケーブルカーに乗って、南山タワーを目指します。



わー。高くなるにつれ、ダイヤモンドみたいな冬の街灯りが見えてきます。



麓からそんなに登ったわけじゃないのに、半端ない寒さです。



これが南山タワーだそうです。登るのにお金がかかるので、登らない。



それでもこれだけの夜景が見られます。月も出ています。これで充分です。



手すりを埋め尽くす鍵! これがかの有名な「二人の愛に鍵をかける」ってやつですか。




何度も違う相手と鍵をかけちゃう人もいるんだろうなぁ。




それにしても、寒いよぉ。




さて、おのぼりソウルはこんな感じでした。

週末にちゃっと行って遊んで帰ってくるにはいい所ですね。
だけど、男子よりも女子向きの遊び場かなー。

それにしても、金浦空港を飛び立ったのは午後4時半。家に
着いたのは何と8時!とても海外旅行とは思えない気軽さ。
気分転換にはピッタリですね。







hiyokoより:えへへ、女子向きと認めたね?では、遠慮なくこれからは
      女子だけで行かせてもらいまーす









アンニョンハセヨー フクノスケー。




フク:「何がアンニョンハセヨですか(怒)」


hiyoko:「ダメっ、爪を立てちゃ。ムートンに傷がつく
福之助:「ケチっ!

おのぼりソウル2011(その14):焼肉に挑む(ポドナムチプ)

2011-02-11 12:53:41 | 韓国&台湾
Fukunosukeです。


ものの紹介文等によると、「日本を訪れた韓国人を日本の焼肉屋に連れていくと、日本の
焼肉のおいしさにびっくりする」なんて書かれた文章に出くわします。つまり「焼肉は日本
の方がおいしいから、韓国の焼肉にあんまり期待しても、ガッカリするよ」という意味。
※ ソウルでは、焼肉というと豚の方が盛んなようですが、ここでは牛焼肉です。



でも、せっかくのおのぼりソウル、食べずに後悔するよりも、食べて後悔しよう。


ポドナムチプ。初めて江南方面まで遠征です。



おお! おいしそうじゃないですか。



韓国の焼肉は、オーストラリア等の輸入牛が多いそうですが、
ここは正真正銘の韓牛にこだわっているお店なんだそうです。




わーい。またおまけがいっぱい出てきました。


hiyokoより:こちらのおまけ、どれも作りたてって感じで美味しかった!


まずはセンカルビ。生のカルビをセンカルビというのだそうです。
これで何と3000円くらい。韓牛は韓国でも高級なんだそうです。



オンニが手際よく骨から身を切り離し、ハサミでチョキチョキ分解してくれます。



うはは、おいしそうだ。塩をつけて食べます。
※ 要領わからずにやみくもにサンチュに巻いて食べたら
  オンニに「コノニク コウキュウ!サンチュイラナイ」と
  注意されてしまいました。



んー! とっても肉の味がする。僕はこういう肉が好きです。




続いてセンロース(生ロース)。ちなみに、銅の網は、肉一皿毎に
交換してくれます。さすが高級店。




チョキチョキ。



ヤホー。


こちらも、肉のうまみが感じられる肉でした。


最後に、ヤンニョンカルビ。味付けカルビも挑戦。



ナルホドー。韓国のもみダレは甘いと聞いていましたけど、確かに甘い。でもこれはこれで
おいしいですね。



ヤンニョンカルビは、サンチュに巻いて食べます。



お店のサービスのイカ焼き。




さて結論は、もちろんおいしいですよー!


味付けもへったくれもないセンカルビやセンロースは、その日の肉質によって評価が変わり
そうですが、この時は十分おいしかったです。アマンギリで食べたアンガスビーフのリブ
ロースの味を思い出しました。


hiyokoより:高級和牛特有の、口の中でトロッと溶けるようなモノじゃないとお肉と認めない
      というタイプの方はこちらのお肉はあまりお好きじゃないかも。でも、噛みしめると
      お肉の旨みが感じられて、我が家的には「このお肉、美味しい~~!」でした。 



独断マシッソヨ濃度:★★★★☆




おのぼりソウル2011(その13):南大門を歩く

2011-02-08 19:02:22 | 韓国&台湾
Fukunosukeです。


ぷらぷらと、南大門を見物。



これがまた、どうしようってくらい、お店がごちゃごちゃ。すごいな。




右から左から「アニキーアニキー、イカナイデクダサイヨォ。ニセモノイッパイ」と呼びかける声、
「ミルダケタダ、ミルダケタダ」と呼ぶ声、「ノリイラナイ?ノリ。オミヤゲミンナスキ」と呼ぶ声。

んー。この毒気にあてられると、なんだか具合が悪くなるなー。



ソウルでは、料理屋も洋服屋も、固まって商売するのが好き
なのかな。日本だって同じようなところはあるけど、これほどの
規模やしつこさはないと思います。



洋服屋の間で、急に丸鶏が売られていたり、



煮ると強烈な臭いのさなぎが売られていたり、


食べるとおいしいらしいけど、骨の露出加減がグロな豚足が売られていたり。
(食べたかったー)



博多の屋台も負けそうな屋台酒場があったり。



ともかく、南大門は、ここにいるだけでエネルギーを吸い取られそうな「欲のエネルギー」が
充満しているのでした。まさにグリード。



ここはいつか、もう一度本格的に探検したい場所です。




おのぼりソウル2011(その12):石坡廊(ソッパラン)で韓定食

2011-02-06 09:48:20 | 韓国&台湾
Fukunosukeです。



「せっかくだから、チャングム気分で宮廷料理も食べたいね」ということで、タクシーに乗って
30分弱、石坡廊(ソッパラン)というお店にやって来ました。



お、チェゴサングンhiyoko。

hiyokoより:キャー、着たきりスズメだ。あまりの寒さに、滞在中は
ずっとこの厚手のセーターの下にヒートテックのタートルネックという
組み合わせでした~。持って行った他の洋服はほとんど出番なし。



宮廷料理は薬食同源の健康食。マッコリを飲みながら待っていると、例によって
最初はお粥からスタート。
 



七折坂(チジョルパン)。これ、チャングムで見た(笑)
 


左のは忘れました。右はチャプチェ。繊細で優しい味。たかがチャプチェでも、
さすがに高級料理を食べている気分です。
 
hiyokoより:このチャプチェ、すごーくいいお味でした。


左はチヂミ。右はポッサム。
 
hiyokoより:滞在中に一度はポッサムを食べたかったので、満足。


銀ムツの焼き物と、プルコギ。
 


食事はご飯か麺。僕は麺。右はデザート。
 
hiyokoより:最後のデザートに至るまで丁寧に作られていて、美味しかったです。
      一番お手軽なランチセットでしたけど、十分満足。


ちょっとずついろんなものが出てきます。繊細な味付けで、いかにも体に
よさそうです。食べることがすなわち医療という考えが何となくわかります。
どれもしみじみおいしい。いいものを食べたという感じです。


でも、正直なところ、しょっちゅう食べたいものではないかなー。
B級なところをバクバクいくのが気分ですから。




珍しく記念写真。




独断マシッソヨ濃度:★★★★☆


おのぼりソウル2011(その11):ソルロンタンとスンドゥブチゲ

2011-02-04 22:54:25 | 韓国&台湾
Fukunosukeです。



ソルロンタンだなんて、また舌を噛みそうな。神仙ソルロンタン。朝ごはんに行きました。

欧米の人に「これは明洞か新宿か?」と聞いても、きっと答えられないだろうな。





ところで朝一番だというのに、(韓国旅に精通した)日本人
観光客でごった返しています。例によって、店内の通路は
空き待ちのお客さんでぎっしり。落ち着かないなー。


何がそんなに人気かというと、いやそりゃ、ソルロンタンなん
ですが、ソルロンタンとはこんなものです。


長浜ラーメンみたいですが、とんこつじゃなくて牛骨です。ちな
みにラーメンは入っていません。スープです。味もやっぱり長浜
ラーメンのスープみたいですが、よりマイルドで優しい感じかな。



hiyokoのお友達から、ここへ行ったらマンドゥ(餃子)を食べな
さいと言われていたので注文。


このマンドゥ美味しい。“柔らかい味”です。ソルロンタンも
美味しいですが、朝一番から長浜ラーメンのスープを飲むのは
ちと辛い。僕はマンドゥの方が気に入りました。



一方変わって日本でもすっかり市民権を得た純豆腐チゲはこちらで。チョンウォンスンドゥブ。



hiyokoより:ジオさんのソウル記事を見て、ここに決めました!ありがとうございまーす。



いまどき風な店内です。



地獄のように真っ赤なスンドゥブ。でも、辛過ぎて食べられない
ということはありません。僕には絶妙においしい!



他をよく知らないので、どこでもそうなのかは知りませんが、
ここは、一人分ずつ石鍋で炊いたご飯と一緒にチゲが出てき
ます。さすがに炊き立てのご飯でスンドゥブチゲなんて、
美味しいに決まってますよ。んー幸せ。



小さな洗面器にナムルやノリが入っていて、ここにご飯と
チゲを混ぜて食べます。何のためかよくわからないのですけど、
おいしけりゃ文句はありません。



ふふふ。洗面器の様な器でご飯を食べるなんて、不謹慎な想像をしてしまうな。



独断マシッソヨ濃度:
       ソルロンタン:★★★☆☆

       スンドゥブチゲ:★★★★☆