Fukunosukeです。
「最初の夜はポルトガル料理を食べに行きます」
そうhiyokoから聞いた時、思わず「えー、何でよー」と思っちゃいました。マカオがポルトガルと縁が
深いというのはわかるのですが、中途半端なヨーロッパ料理が出てくるんでしょ?と思ったんです。
、、、でもねー、美味しかったんですよ。これが。
場所は、マカオ半島の西岸側。マカオという地名の由来となっている媽閣廟(マコウミュウ)の近く。
ありました。A LORCHA(ア・ロルシャと読むの?)。わあ、店内が見えません。おいしそうにも見えない。
外からは想像できなかったけど、店内は明るくて清潔。活気があります。ちなみに、今回は叔父さんが
仕事のため来られなくなり、息子のD君が急きょ参加です。これがまたhiyoko以上のグルメ怪獣。
hiyokoとメニュー選びに熱中しています。
かんぱーい。
トリッパですね。イタリア料理のトリッパより、さっぱりしている感じ、
食べ飽きない味です。うまいじゃん!
干し鱈のコロッケ、バカリャウ。しょっぱいのかと思っていたけど、
全然そんなことありません。食べやすくておいしいです。
なかなか繊細な味付け。うまいじゃん!
アサリ(違うかな?)の土鍋蒸し。アサリの身は痩せているけれど、
いい味です。特にこのスープにパンを付けて食べるのは病みつき系。
もちろんうまいじゃん!鉄板です!
この素朴なパンがまたおいしいんです。なんでも、「香港のパンは
美味しくないけど、マカオのパンは美味しい」のだそうです。へー。
でも実際そうかも知れない。うまいじゃん!
hiyokoより:このパン、懐かしいコッペパンみたいな風味がした。
アフリカンチキン。マカオのアフリカンチキンというのは、あちこちの
お店に色々なバージョンであるらしいです。初めて食べましたけど、
ここのはちょっとスパイシーなトマト煮という感じでした。
これはまあまあ、うまいじゃん!
悩殺のタコリゾット。これがすごかった。決して、「旨み濃厚系」という
わけじゃないのですが、出汁の加減、塩加減、米の歯応えなどが、
すごく繊細に調和していて、絶妙なんです。タコも不思議なほど柔ら
かくて食べやすい。本当にうまいじゃんじゃん!!
※ ネットの評によると、結構味にバラツキがあるみたいです。
でもこの時は激ウマでした。
海老のグリル。たっぷりのニンニクが効いていておいしい。
うまいじゃん!
デザートは2種類。手前のきなこ餅みたいなの美味しかったです。
うまいじゃん!
初めてマカオで食べた料理がこのお店のポルトガル料理だった
わけですが、もはやもうここでこの旅行の勝利を確信しました。
ポルトガル料理とはもっと塩気の強いものと思っていたのですが、
ここはそんな事なく、繊細かつ上品。本当に気に入りました。
これだけ繊細な調理だと、日によって味にばらつきもあるとは
思いますが、この日はおいしかった。なんなら、明日の晩も続けて
このお店に来てもいいと思うくらい、気に入りました。
あー、またここに行きたいなー。