SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

ゲタ電?チョコ電?阪急?

2009-11-30 | 鉄道・バス
現在、山手線に茶色い塗装の電車が1本走っている。
山手線命名100周年記念で、むかしの電車の色を再現しているとのことだ。
期間限定で12/4までの運転だ。
ご存知の通り、むかしの国鉄の通勤電車は茶色一色だった。
通称「ゲタ電」
当の山手線や中央線は早くから色付きの101系運転を開始したものの、
全国的には比較的近年までゲタ電が走っていた。

さて、新しい231系のゲタ電はどうか。
結論は、すごく似合う。
このまま茶色に変えて欲しいぐらいだ。









シックで、高級感がある。
実は明治製菓の広告電車でもあり、この茶色塗装とチョコレートの色を
兼ねているのだ。
明治チョコのロゴが大幅に変わったのは初めて知った。



露光間ズームで流し撮り。





横から見るとまるで阪急電車のようだ。
とても高級でゴージャスに見える。
ぜひ、このままにして欲しい。




231系が立派に見える。





モハE231という文字も、旧国鉄フォントで書き直しされている凝り様だ。

うーん、阪急っぽい!






SONY α900、AF50mm/F1.4、AF35mm/F2.0、タムロンA09
いろいろな駅で見掛けたまま撮影。
12/4までに見かける機会はあるだろうか。

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ブロガー オフ会

2009-11-29 | カメラ・レンズ
先日、新宿でブログで知り合った3名の方にお会いした。
1年ほど前からコメントのやり取りをさせてもらっているg7さんが
出張で上京、それに合わせてg7さんと交流の深いqchanさん、poloさんの3名が
お会いすることになっていたので、一緒に合流させていただくことになった。
そういう話が1カ月以上前にあったので、qchanさん、poloさんとはここ最近の
ブログでのお付き合いになる。

g7さんとはそもそも、ドラム演奏、音楽趣向、ヨークシャーテリア、学校、
東急、世代、といったキーワードで近いものを感じていたのだが、
qchanさん、poloさんともかなり同じ匂いがしていたのだった。

懐かしいのだが、Nifty フォーラムを思い出した。
趣味が近い人が初めて会って飲んでしゃべってというオフ会。
ちょうど前日も別の分野(鉄道系)でのオフ会があったのだが、
ずいぶん長く続いている。
ママと同じNifty フォーラムに入っていたのも懐かしい思い出だ。

さすがに顔写真はアップしないものの、みなさんフォトジェニックであった。



キヤノンG7はまさしくg7さんのHNの由来になっているカメラだ。
今はG11まで来ているが、ハンドルネームは変えないそうだ。(そりゃそうだ。)




g7さんとqchanさんは一眼レフはペンタ党だ。
飲み会用?(通勤用)にはqchanさんはLumix LX3を使用することも多いらしい。




このEOS 5Dはpoloさん所有のカメラで、F1.2レンズを装着してきてくださった。
F1.2というのはAFではキヤノンにしかない大口径レンズなので、
みんな興味津々。
写りもすごい。
poloさんも通勤、飲み会カメラはリコーGR-DⅢで、やはりブラックのコンパクトだ。
そうなってくると私もコンパクトが欲しくなってくるのだが、
我慢我慢だ。


カメラをとっかえひっかえやっていると、たまたま近くに座っていた
椎名誠氏が反応していた。
椎名氏は御存じのように名カメラマンでもあり、コンパクトカメラを
多用する人だ。
アサヒカメラの連載ページの写真はほんとうに素晴らしい。
ちなみに氏の娘さんは女房とは大学の同期らしく、エッセイや舞台女優で
有名な人。(ってことはg7さんの後輩。)


初対面なのに、既にお互いのブログでの基礎知識があるので、
会話も弾み、楽しかった。
またお会いしたい。


いろいろ有難うございました。
楽しかったです。


SONY α900、AF50mm/F1.4



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岡部洋一

2009-11-27 | バンド・音楽
岡部洋一さんという人をご存知だろうか。
ドラマー、パーカッショニストで、JAZZ界やトランス界で有名な人だ。
特にROVOは有名だ。
私も愛聴しているバンドだ。
そもそもはジャーマンロックの影響を受けたスペースロックという感じで
スタートしている。
芳垣安洋、岡部洋一というツインドラムで、そのすごさはドラマーの中では
有名だ。
ROVOはロック寄りの音だが、芳垣安洋、岡部洋一両氏はJAZZ界、ラテン、ロック界と広く活躍する。
有名なベテランだ。
今年夏のドラムマガジンでは2人が表紙を飾り、特集になっていたほど、
有名なミュージシャン。
芳垣安洋は関西学院在学中より、岡部洋一は早稲田大学在学中より
プロの世界で活躍しているベテランだ。

先週、この前の記事で国立で久しぶりに会った岩本絵麻からメールが入った。
岡部洋一さんが高田馬場のHOT HOUSEでソロをやるというのだ。
以前、岡部さんに演奏してもらったらしい。
HOT HOUSEは2回ほど行ったことがあるのだが、8名ぐらいしか入らない
最も狭いライブハウスで、ましてや大好きな岡部さんのソロ。
これは行くしかないということで駆けつけた。




写真は休憩後の第二部からしか撮らなかった。
実は、数名しか座れないキャパに10名のオーディエンスが入った。
そしてHOT HOUSE名物のアキさんの手料理が、次から次へと
回ってくるのだ。
(狭いので、自分の分を取って隣に回す形式。)
すごく美味しい手料理が一通り終わるころに第二部が始まる。
ちなみに第一部のスタートは21:30だ。



私と楽器との距離は30センチ。
50mmレンズでは入りきれない。

岡部さんとの距離は1m。
そしてパーカッショニストの岡部さんは、自分の場所が狭いので、
工夫をしながら打楽器をあちこちに置いて、手を伸ばして取る。
そもそもピアノの周辺にたくさんのものがゴチャゴチャ置かれているという
なんとも実は居心地の良い空間なのだが、そのどこかに小さな打楽器を
置いてみる岡部さん。
置くと滑ったり転がったり・・・
それも試練だったり楽しみだったりするんだそうだ。



1曲、長いインプロビゼーションの曲でサックスが入った。
お名前は知らない若い方だった。
セーノーで岡部さんのリズムからスタート。
最初はまるでコルトレーンを彷彿とさせ、フリージャズで盛り上がり、
最後は岡部さんと寸分違わずピタッ、ビシッと終わった。
うーん、すごい。
10分超のアドリブ曲だったが、名演だったかもしれない。

しかし岡部さんの変幻自在のプレーはちょっとすごい。













いろいろなジャンルの音楽を演奏する岡部さんだが、
やはりJAZZを聞くべし。と思った。
ラテンやサンバやロックも演奏されるわけだが、
どこか湿気のあるブルージーだった日本のジャズのような音も
出される方だとも思った。
欧米人ではなかなか出せない「わびさび」の世界だ。




パーカッション類が興味深い。
星の数ほどの楽器を持ってきていた。
それでも店の面積を考えての最小限のセットなのだろう。
椅子はもちろんカホンだ。
と言っても、1年ほど前までカホンをよく知らなかった私だ。
普通の人は知らない楽器だろう。
ストリートミュージシャンが使ったりしてる。
ドラム代わりにもなる箱だ。
箱の中にスナッピーが貼ってあって、スネアドラムのような感じも出せ、
同時にバスドラムのような低く大きな音も出る優れもの。
岡部さんのカホンはほんとうにすごい。
カホンセミナーなども開催されている方でもある。
私も欲しいと思っている楽器だ。




両足首には南米の山羊のツメをたくさん付けたものをはめて、
シャラシャラとリズムを刻む。
カラダ全部を使っての演奏だ。
とにかくパーカッションのSOLOで全演奏をするのだから、アイディアや経験、
そもそものセンス、引き出しの膨大さ・・・があって、さらにテクニックが
すごくなければならない。
10名の客は最初はその芸(テク)に驚くのだが、
いつしか音程があまりない楽器なのに歌心に酔いしれてしまうのだ。

















ジャンベにゴミ袋を被せて、ブラシワークのような音を同時に出す。
アイディアだなあと感嘆。



私は早めに入店したので、まだ岡部さんも来ていなかった。
目の前でパーカッションを試行錯誤しながらセットしていく風景も
面白かった。
点数のずっと少ないドラムでさえ、いろいろ迷い、ライブ終了後には
いろいろ後悔するものだ。
大体は失敗と思ってしまうのがセッティングだ。
ライブハウスの雰囲気、音響、客の多寡、客の雰囲気、いろいろな要素を
考えながらセットするんだろうなぁ。




演奏終了後は質問大会になった。
掌で音階をつけて曲をやったりして、みんなで遊んだ。
この店は狭いからこそ、ミュージシャンも客もオーナーも一体になれる。
岡部さんの掌も見せてもらったが、普通の人の倍ほどの厚みがあり、
それでもROVOの後で、血マメができていた。
過酷である。





CDで聴いてきた岡部洋一さん、実際に間近で見てそのすごさに驚き、
感動して、すごくファンになってしまったのだった。


ちなみに岩本絵麻は過去に2回ほどバックをやってもらったというのだから、
それもすごい話だ。


SONY α900、50mm/F1.4





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ユニフォームを買いに

2009-11-25 | スナップ
長男の絵の入賞式の翌日の日曜日、お祝いにサッカーユニフォームを買いに出掛けることにした。
ママの仕事が終わるのを待つ間、近所をぶらぶら。
また例の蔦に侵略された建物にも寄った。



長男は建物の近くに来ると
「ああ、ここは知ってるよ。」
写真を撮ろうよ。と言うと、
「いや、やめとく。ここは嫌だ。」
なんだか子供達の間では「お化け屋敷」だとか何だとか噂があるんだろう。
次男は関係なく無邪気。



さてママと合流して渋谷のサッカーショップへ。
長男のプレゼントを買いに来たのだが、次男のも買ってあげることに。
「僕はどれでもいいよ。」と言いながら試着。




似合うね。
とか言われると恥ずかしい。











とにかく日曜の渋谷の混雑振りはすごい。
長男は毎週平日夜に1回、サッカーをしに渋谷に来るのだが、
「住みたくない町だな。」と何回か言っていた。
そりゃあ、住む町じゃない。

駅に向うときは混雑を避けて裏道から帰る。


SONY α900、タムロンA09
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ライブ終了 02

2009-11-24 | バンド・音楽
爆音系バンドの2つの間に、ほっとするキュートな時間がありました。
Q(ku:)(芝田吾朗さん&ぴあぴさん)は大阪から来た男女二人のユニット。
さくらさんがずっと前からの知り合いで、一緒にやることが叶いました。
ステージに二人が立った瞬間から、引き込まれます。
それはちょっと不思議な体験というぐらい。
会場が一気に明るく楽しく温かな空気に包まれます。



ああ、いい!
もう聞かなければ判らない!




楽しいのです。
芝田吾朗さんとぴあぴさんの動きの一つ一つの息がぴったり。
アドリブなんだろうけど、ぴったり。




すごく仲の良い夫婦のように見えます。
でも、お二人ともそれぞれの家庭があるそうで。
うっそーって感じです。
お二人とも元教員だそうです。





実はリハーサルの時はウォークマンによるカラオケ音源があったのです。
それをバックに演奏する新曲等があったんですね。
ところがそのウォークマンがどこかに無くなってしまった。
それを言うと、会場のお客さんみんなで探し物大会。
PAの助さんも登場で探すも見つからず。
始まる前に御両人は焦っていたはずなのに、そんなハプニングも
新たな展開に持っていくのがすごい。
この辺は大阪人の力量という感じがしました。
間の取り方のうまさとか、しゃべりの楽しさ、客の引き出し方、
まさに上方の芸ですね。

























後半、Q(ku:)がカナダのトロントに行ったときに出会ったKaminariさんが
加わります。
シタールと長い筒の楽器(オーストラリアでアボリジニーズさんが吹いてたなあ。)








ここでも掛け合いが楽しい。








自分たちの出番の前でしたが、すっかり楽しませてもらいました。


ちなみにQ(ku:)さんのHPは以下です。
難波アメリカ村でライブハウスをやってるし
TVCMでも活躍。
CDはAmazonで購入できます。


http://ameblo.jp/q-ku



Q(ku:)のシャンバラ体操

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Q(ku:)のエレクトリッQ

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ライブ終了 01

2009-11-23 | バンド・音楽
11/22はうちのバンド「さくら&竜巻堂」のライブだった。
新橋ZZで年内最後のライブが終了。
ライブ出演する前から既に次のライブ曲をどうしようか話し合っているぐらい
意欲的な状態。

たくさんの方が見に来てくれた。
本当に有難うございます。
北九州からも友人が駆けつけてくれたし、元会社の人も来てくれました。
以前対バンさせていただいた、クリネーション、月海、BBRの方々や、
革兄弟チームおよび新生「霞街子&ムスタング77」の皆さま・・・
親衛隊チームも盛り上げてくれました。感謝感謝です。
そして間に登場していただいたダディさん。
昭和の日本ロックの裏話はいつも楽しいです。
The Planetのじみいさんにも初めて会えたし、
秋元あきこさんもお久しぶりで。
元竜巻堂のリズムセクション、MASAAKIさん、石川さんにも会えたし。
ロック少年少女同窓会の様相で、すごく楽しかった。

自分たちの写真はまあ当然、私は撮っていないので、
当日の対バンの写真を掲載します。
こういう写真は鮮度が大事なので、さささっと並べることにします。

まずは、グレースさんの新しいバンド「MOON GANG」初ライヴから。
結成1か月。
セットリストは以下。
ハードな世界です。

1、Armed & Ready(MSG)
2、Live Wire(Motley Clue)
3、Desert Song(MSG)
4、Looking For Love(MSG)
5、Still Loving You(Scorpionsの曲をSonata Arcticaヴァージョンで)
6、Love Drive(Scorpions)
7、タイムマシンにお願い(サディスティックミカバンド)








グレースさんは、鎌倉でブティックをなさってる方。
いつもお世話になってます。
前回までは「月海」というバンドでしたが、
今回から新しいバンドでのスタート。




ギターのShinさん。
シャープなギターを聞かせてくれました。




もう一人のギターの中川さん。
見るからにハードロッカーでかっこいいです。




ベースのぢぃさんは私が最初にZZでライブした時に知り合った方。
数年ぶりのライブとのことでしたが、
ブイブイ言わせていました。
音楽全般、異様に詳しいです。






ドラムの飢豚さんはツインペダルのハードロック仕様。
ハードなドラムを聞かせてくれました。
なんと自宅にスタジオがあるんだそう。
衣装もほとんど自作。
きっと器用な人でしょう。










































ハードにして大人なロックを聞かせてくれました。
結成1か月なのに、やはり上手いです。




SONY α900、タムロンA09
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消防写生会表彰式

2009-11-20 | スナップ
長男が消防署の写生会の絵で入選して、二子玉川の高島屋に展示されていたようで、その展示が終わって、表彰式が消防署で行なわれた。
この消防署主催の写生会は、東京都内もしくは全国で一番最初に始められた催しで
相当長い歴史だそうだ。




11/14土曜日は早朝から結構大雨だったので早めに消防署に向かった。
2家族目の到着だった。
消防署の建物の中に入ったのは、子供のとき以来だ。



この写生会案内の写真の左上が、たまたま長男なのが面白い。




まだ朝の8時過ぎなので、寝起きの顔の長男。
ちなみにサザエさんは地元のヒロインである。




学校順に呼ばれる。
賞状をひとりずつ消防署長からもらうのは緊張する。
でも顔は明らかに嬉しそう。
しかし嬉しいのを顔に出すのは、なんだか恥ずかしいので我慢する。
そんな感じだ。




式典が始まる。
消防署長さんは女性の方だ。




嬉しさは押し殺して。
はしゃぐのはかっこ悪い。と思っている。




最前列に親達はいっぱい居るし、後ろには校長先生も座っているし。
緊迫した一瞬。

でもやはり顔は嬉しいのだ。




いよいよ順番ですよ。




意外にも堂々として、ちゃんと賞状をもらっていた。
ずいぶんしっかりしたものだ。

消防署で一番偉い人が女性というのも、今の時代を感じる。
今の子供達には、当たり前のことなのかもしれない。



式典が終わって、消防署内を自由に見学したり、消防車に乗っても良い
ということで、しばし見学。
その頃には表情が緩んで、いつもの感じになっていた。

大きくなったな、とつくづく思った。

次男は僕も入選してやるぜ。と思ったかな。
というか相変わらずマイペース。


SONY α900、タムロンA09



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岩本絵麻、土屋秀樹 国立かろる

2009-11-18 | バンド・音楽
先週のことだ。
寒くなってきたのか、急に音楽を聴きたい季節になった。
一年中iPodを離さないのだが、最近は11/22にライブ出演があるために、
iPodで聴いているのはライブ用の音源のみなのもあり、
他の音楽を聴きたいという欲求があるのだろうか。
それとも秋から冬はJAZZを聞きたくなるものだろうか。

先日、中央線201系(オレンジ単色の電車)がもう無くなる記事を書いた。
201系に会いたいという欲求もあり、中央線でどこかに行きたいとも思った。
大学時代に同じ音楽サークルに所属していて、よく一緒に遊んだ女性が、
都内ライブハウスを中心にJAZZボーカリストとして出演している。
数年前までは代々木NARUや高田馬場gateoneに見に行ったものだ。
その岩本絵麻さんは祖父も父親もJAZZミュージシャンで、祖母は
かの坂本龍一さんも教えたというクラシックピアノの先生だ。
彼女が小さい頃、よく自宅に坂本龍一さんが来ていた話も聞いたものだ。
町内の少年だったらしい。
その絵麻さんがその日、国立のバー かろる に出演するとのこと。
国立のバー かろる はミュージックチャージも無く、食事もほぼ無しで、
焼酎は1000種類あるという駅前にあるバーだ。
1000円ほどでライブまで楽しめるという計算になる。
金欠の懐には有り難い話だ。
201系との出会いは運に任せて、国立に向かうことにした。



荻窪で快速から通勤快速に乗り換えることにしホームに下りたら、
東京行きの201系が入線してきた。
なんだかとても運が良い。
正面からの写真は前回掲載したので載せないが、
このオレンジ一色のまさしく国鉄然とした中央線の電車がもう無くなるのは
とても寂しい。
音楽、芸術、演劇の中心である中央線の象徴とも言えるからだ。




まず国立駅の変貌に驚いた。
いつの間にか高架駅になっていたのだ。
地上に降りて駅前の東西書店でタバコを仕入れる。
書店のレジでタバコを販売しているのだ。

DISK UNIONのある駅前ビルの2階が「かろる」だった。
扉を開けた瞬間、懐かしい顔があった。
その瞬間のことは彼女の日記の11月12日の箇所に書いてあった。




絵麻さんに会うのはすごく久しぶりだったのだ。
しかし、ちっとも変わっていない。
いや、かえって若くなったようにさえ見える。
30年前の学生の頃と、声も話し方も元気さもちっとも変わっていない。
なんだかタイムスリップしたかのように思えた。
いや、確かにきれいになっている。




共演の土屋秀樹さんに最初にご挨拶した10秒後、
彼は携帯の待ち受け画面を見せてくれた。
そこには京急800系の写真が。
その瞬間、友人になった。

土屋さんも男の子のパパだ。
いつも一緒に電車を見に行くのだそうだ。



二人の息はすごく合っていた。
曲はその場で決めていく。
彼女が出す場合もあれば、土屋さんがポロリとイントロを弾き始める場合もある。
いずれにせよ、彼女の歌と、ギターはぴったりだ。




ステージの場所はすごく暗い。
お店の中全体が暗いので、写真を撮るのは難しい。
ISO3200でもSSはとにかく低速。
肉眼では顔がはっきりしないぐらい暗いので、
カラーで撮るとノイズが多くなるので、モノクロで撮ることにした。
カラーはこれ1枚にしておこう。




彼女が大きく変わったのは、歌だ。
歌い方が変わったわけではない。
とにかく上手くなっていて驚いた。
音程も声の出し方も抑揚も表現もすべて。

そして前よりずっときれいになったんじゃないだろうか。




土屋秀樹さん(通称つっちー)のギターはすごく上手い。
それはフレーズが流れるようで、決して途切れないのだ。
コンサートでセットリストが最初から決まってるのならそうだろう。
小さな箱でのライブは基本はテーマ以外はアドリブだ。
客からのリクエストもある。
そんな場合でも土屋さんのギターは流麗。
頭の中にたくさんの音が入っていて、アイディアがいろいろ出てくるのだろう。
私にすごくしっくりくる音だった。

自宅に帰ってから土屋さんのHPを見て、ははーんと思った。
Favorite Musicには
Kenny Wheeler、Dave Holland Trio、John Abercrombie、Keith Jarrett Trio
Ry Cooder、Pat Metheny、Jeff Beck、Marc Johnson、Paul Bley・・・

これって、私とまったく同じではないか。

そして奥様もボーカリストなのであった。
今は子育てと両立するよう工夫されているようだ。
土屋一家のことがたくさん書かれていて面白いブログだったので、
全部見てしまった。



ほんの思いつきで行った国立。
こんなに楽しくなるとは。
だからJAZZはやめられない♪


SONY α900、AF50mm/F1.4


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高架下とレンガ工場(シリーズ高架下 08)

2009-11-17 | スナップ
通勤途中の乗換駅で降りて本屋に寄る。
少し遠回りしてみた。
まあ、いつもそんな感じで歩くのだが、
すっかり歩き回っているつもりでも、まだ歩いていない場所というものは
あるものだ。
そこにまだ見ぬ高架下建築があった。
新たな発見があるから散歩は楽しい。



3階建てになっている。
高架が高ければ、広い面積を取れるので、ある意味ラッキーである。




こういう構造が楽しいではないか。




と、離れて正面から見てみると、なんと4階建てではないか!
一度、中に入ってみたいのだが。




高架下から少しいくとレンガ造りの工場がある。
これも保存すべきレベルの建物だ。




長い建物だ。
今は使われているのかどうかは不明だ。
中身はもともとは鉄道車両の工場である。




こんなにすごいものを見過ごしていたのだ。
まだまだナイトクロウラー(夜の徘徊人)として甘いな。


SONY α900、AF50mm/F1.4
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浅田 尚美 Live

2009-11-15 | バンド・音楽
先週、前の会社で一緒にお仕事させていただいたAさんより電話があった。
Aさんは会社を定年まで勤めて、今は丸の内で再就職されている。
むかしロックギターをやっていて、最近はJAZZ LIVEにも行かれるらしい。
とても若い感じで、やさしくカッコイイ人だ。
何かとお世話になり、私のLiveも見に来てくれる。

さてそのAさんから、丸の内でJAZZボーカリストの浅田尚美が歌うので
行きませんか。というお誘いがあったので出掛けた。
丸の内 エスカール・アビタ で初めてのお店だった。



一番前に座った。
Aさんは何回か浅田尚美さんのLiveを見ているので、始まる前に、
たくさんお話をした。

写真のように美しいボーカリストさんだ。
そしてギターは何と高嶋宏さんだった。
ジャズファンなら誰もが知っているギタリストだ。
2009年のスイングジャーナルの人気投票ではギタリスト部門で4位にランクインされてる。




スタンダードからボサノバ、ポップス、ロック、クラシック曲まで
幅広いレパートリーで進行。
お二人ともベテランであるから、どんな曲でもその場で作り上げてしまうのだ。




なんだか絵になるなあ。




私はピアノやギターは諦めてドラムをやるのだが、今でもピアノと
ギターには憧れる。




浅田 尚美さんは初めてだったのだが、連日、東京か横浜で歌っていらっしゃる
有名なボーカリストだ。
終わってからもずっとお話させていただいたが、
とにかく明るく面白くソウルフル。
サバサバした方で、姉御と称されているらしい。
私の心の恩師、クラシックカメラの伝道師、田中長徳氏とも
飲み仲間らしい。




歌はしっとりバラードも、リズミカルなラテンも渋いブルースもゴスペル調も
あらゆるジャンルで安定した歌が供されるのだが、歌う前の美しい人という
イメージは、それはそれで事実なのだが、なぜだかカッコイイ人という
イメージも合わせ持ったのであった。
たぶん、間違いはないだろう。

Aさんに感謝である。



SONY α900、タムロンA09


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