今回の沖縄旅行でも白眉となった体験ツアーに参加した。
かみさんが事前にネットであれやこれや調べてるうちに
「モンパの木」という体験ツアーのページにたどり着き、
やたらと楽しそうで、評判が良かったらしく、ぜひ参加したくなったのだそうだ。
前田食堂の昼食が終わり名護市街の待ち合わせ場所に向う。
途中結構渋滞していたのと、沖縄のローカル地方は運転がやたらと
のんびりしているので、予想以上に時間がかかったのだ。
このツアーは我々だけの個人ツアーである。
結果から言うと、大変良かった。
子供も自宅に帰ってからもずっと思い出して話すのだ。
余程印象深かったに違いない。
レンタカーから「モンパの木」さんの車に乗り換えて出発するのだが
その前に自己紹介。
「これから冒険に行くので注意点を言います。私は今回の隊長で
Ryuといいます。」
この瞬間に子供達の目は輝いた。
「では長男の君を副隊長に任命する。」
これは最高の栄誉だったようだ。
ウキウキしながら未知の場所へ冒険ツアーの始まりである。
お世話になったRyu隊長のHP。
http://www.monpanoki.com/
隊長の後に副隊長の長男が続く。
木や草をかきわけて進むとこんな海岸が待っていた。
サンゴの海岸を進むと、洞窟がある。
しかしこの洞窟自体ももサンゴ礁が隆起したものである。
この洞窟は潮が満ちてくると入れないのだ。
恐々ウニに触る。
このヒトデはたくさん居るのだが、動きが速い。
洞窟の中に入る。
潮溜まりがたくさんある。
しかし嘘のように美しい。
洞窟内から外を見ると、だんだんと潮が満ちてくる感じが怖い。
このまま脱出不能になってしまうような感じだ。
下手をすると本当に取り残されてしまうかもしれない。
そんな感じがワクワクする。
トム・ソーヤーになったような。
わざとストロボを強制発光させて水紋を撮る。
洞窟の天井から落ちる水を撮る。
なかなかタイミングは合わないものだ。
左側にいるのはタカラガイだが、生きているので
足の部分が殻の部分まで巻き込んでいるのだ。
生きている姿を見たのは初めてだったので、こういう姿で生きてるとは
想像もしていなかった。驚いた。
無人島に流れ着いて、何か食料になるものを探す。
・・・という感じだ。
この直後に急な通り雨が来たので、大きなサンゴの岩の下に隠れる。
そこで星砂を探しながらしばし休憩。
雨が止んだのを見計らって10分ほど歩いて他のビーチに向う。
ここは案内されなければ一生たどり着かないであろう小さな小さな
サンゴだらけの宝石のようなビーチだ。
夏なら子供も海に入って遊ぶんだろうな。
夕方になってきた。
こんな林の中のビーチ
海辺の肉厚の植物は好きだ
塩に強い姿なんだろう
天気が回復しつつある。
Ryu隊長には予定時間を大幅に過ぎるまで遊んでもらった。
とても楽しかった。
子供にとっても忘れられない想い出になっただろう。
有難うございました。
名護に戻る途中に久しぶりに夕焼けがうつくしく見えそうな雰囲気になって
きたのだが、やはり最終的には水平線に雲が残った。
Ryu隊長、こんな感じでしたよ。
Ryu隊長に教えてもらったステーキハウスの「フリッパー」へ。
フリッパーの隣にはこんなトレーラーハウスも。
レストランの前の海岸にて
ステーキの味は最高で大満足。
地元価格で安い!
レストランで食べながら全員の前で長男に質問してみた。
「今日は面白かった?Ryu隊長はどうだった?」と聞くと
「うーん、わかんない。」と言っていた。
そのあとに二人で海岸に出た時に同じ質問をしてみた。
「Ryu隊長はかっこよかった。すげえいい。」とはにかみながら言った。
男同士の会話であった。
ママには恥ずかしくて言えなかったようだ。
そんな長男に対して次男はいつも人を笑わせる能天気な性格だ。
撮影SONY α100 ZOOM17-35mm/F2.8-4.0(タムロンOEM)