6/22朝のラッシュ時に東急田園都市線用賀駅でメトロ8000系上り急行がホームに接触した事故があった。
怪我人も無かったし、即座に発表もされなかったばかりか、同形式で同速度75キロでラッシュ時に有人でテストまでしていた。
ホーム端に発砲スチロールを付けて接触を確認したという。
週明けに報道発表された。東急と東京地下鉄HPでは同じPDFが公開されている。
制限速度を50キロに落として運行していたのに遅延の理由を言わなかったのもまずいし、テストもまずいし、いろいろまずい事だらけで、安全に対しては特に神経質で定評のある東急とは思えない対応だった。
今期の予算も600億円近くの安全対策を予定していますとポスターで宣伝している。
マスコミ的には以上の論点だろうが、私にとっての論点は別にある。
事故車両がまたしても軽量車体、ボルスタレス台車という点である。(そもそもこの8000系は営業用として初のボルスタレスで、初期のものなので100キロ以上が不安定で、田園都市線で唯一110キロ運転に対応していない。ファンの間では札付きの車両だったらしい。)
最近の鉄道事故は中目黒、福知山線を含めて上記のタイプが多い。悪いのは速度や加速度も上がっているという点。
通勤で京浜東北209系に毎日乗車しているが、時々まずい挙動をする。ひどい時には脱線転覆寸前という挙動があり、その時の車掌の顔はひきつっている。急激にガクッと横にずれる動きがあり、その後蛇行が収まらない場合がある。
大昔のガタピシ電車状態になる。ただ大昔のガタピシ電車の場合は重量があり、特に台車自体の重量があるので、脱線という感じはしなかったが、最近の軽量台車、軽量車体では危険を感じる。
通勤経路の、あるレールで必ず横にずれる場所があったが、いつのまにか保線で直されていた。
現場は十分に危険性を感じているのだ。
記憶では209系が品川駅ホームに衝突した話もあった。
福知山線も複合とはいえ、旧型車両では起きなかった事故かもしれない。(まあ旧型車両ではあそこまで速度が出ないが。)
マスコミではなぜだかクローズアップされないが、ボルスタレス台車に関して専門家はどう考えているのか。
メーカーと鉄道会社はコストや保守性を重視しているが、もうまずいのではないか。
ジェットコースターのような運転の京浜急行はボルスタレスは採用していない。安全性の面で採用していないと聞いている。
阪急、京阪も採用していない。高速鉄道だからだ。(阪急は試験的に入れたが採用を見送った。賢者だな。)
またJRでも私鉄でも特急車両などでは水平方向のダンパだとかリンクを追加している。
要するに危険なのはわかっているのだ。ハッキリはしないが不安定なのを。
標準軌の京急、阪急、京阪でさえ慎重なのだから、ましてや狭軌なら旧タイプに戻すべきだと思う。
噂では新しい東京メトロの10000系はボルスタ付きだそうだ!!!(認めたようなものだ。外野がうるさいからか?)
また事故の検証は事故と同じ状況を作って原因を調べるのであるが、旧型車両で同じ状況ならどうなるか検証して欲しい。
旧型ならより挙動がより安定してるとか、そういう検証だ。より安全な結果なら採算を考えないで、戻すべきだ。
マスコミもそういう突っ込みをして欲しい。
ボルスタレス台車は国交省お墨付きの台車だ。台車メーカー、車両メーカー、鉄道会社といった大物が導入しているのだ。
なかなか突っ込めないのはわかる。敵が大きすぎる。
しかし、このままこういう軽量でコストの安価な車両が走りつづけ、経年劣化してきたころ、事故は次々に起こる。
私は鉄道会社の現場でもないし、思想家でもないし、論客でもない。普通の市民として身の危険を感じているだけだ。
ただ少し鉄道に詳しくて電車に乗っても絶対に寝ないで、いろいろ見たり聞いたり感じたりして通勤しているだけだ。
でも最近の鉄道車両の挙動のまずさは身が凍るのだ。いつか転覆する。これは40数年間の肌で感じてきた直感だ。
今回のメトロ8000系は3000人の乗車であった。
一歩間違えれば、運が悪ければ、大震災級の大惨事である。
私は毎日209系にどきどきしながら乗っている。くたびれてきた軽量車両には乗りたくないのだが。
他にないからねえ。私鉄でもJRでも蓋を開ければ同じ車両なのだから。
*とか言いながら原因が違ったらごめんなさい。
怪我人も無かったし、即座に発表もされなかったばかりか、同形式で同速度75キロでラッシュ時に有人でテストまでしていた。
ホーム端に発砲スチロールを付けて接触を確認したという。
週明けに報道発表された。東急と東京地下鉄HPでは同じPDFが公開されている。
制限速度を50キロに落として運行していたのに遅延の理由を言わなかったのもまずいし、テストもまずいし、いろいろまずい事だらけで、安全に対しては特に神経質で定評のある東急とは思えない対応だった。
今期の予算も600億円近くの安全対策を予定していますとポスターで宣伝している。
マスコミ的には以上の論点だろうが、私にとっての論点は別にある。
事故車両がまたしても軽量車体、ボルスタレス台車という点である。(そもそもこの8000系は営業用として初のボルスタレスで、初期のものなので100キロ以上が不安定で、田園都市線で唯一110キロ運転に対応していない。ファンの間では札付きの車両だったらしい。)
最近の鉄道事故は中目黒、福知山線を含めて上記のタイプが多い。悪いのは速度や加速度も上がっているという点。
通勤で京浜東北209系に毎日乗車しているが、時々まずい挙動をする。ひどい時には脱線転覆寸前という挙動があり、その時の車掌の顔はひきつっている。急激にガクッと横にずれる動きがあり、その後蛇行が収まらない場合がある。
大昔のガタピシ電車状態になる。ただ大昔のガタピシ電車の場合は重量があり、特に台車自体の重量があるので、脱線という感じはしなかったが、最近の軽量台車、軽量車体では危険を感じる。
通勤経路の、あるレールで必ず横にずれる場所があったが、いつのまにか保線で直されていた。
現場は十分に危険性を感じているのだ。
記憶では209系が品川駅ホームに衝突した話もあった。
福知山線も複合とはいえ、旧型車両では起きなかった事故かもしれない。(まあ旧型車両ではあそこまで速度が出ないが。)
マスコミではなぜだかクローズアップされないが、ボルスタレス台車に関して専門家はどう考えているのか。
メーカーと鉄道会社はコストや保守性を重視しているが、もうまずいのではないか。
ジェットコースターのような運転の京浜急行はボルスタレスは採用していない。安全性の面で採用していないと聞いている。
阪急、京阪も採用していない。高速鉄道だからだ。(阪急は試験的に入れたが採用を見送った。賢者だな。)
またJRでも私鉄でも特急車両などでは水平方向のダンパだとかリンクを追加している。
要するに危険なのはわかっているのだ。ハッキリはしないが不安定なのを。
標準軌の京急、阪急、京阪でさえ慎重なのだから、ましてや狭軌なら旧タイプに戻すべきだと思う。
噂では新しい東京メトロの10000系はボルスタ付きだそうだ!!!(認めたようなものだ。外野がうるさいからか?)
また事故の検証は事故と同じ状況を作って原因を調べるのであるが、旧型車両で同じ状況ならどうなるか検証して欲しい。
旧型ならより挙動がより安定してるとか、そういう検証だ。より安全な結果なら採算を考えないで、戻すべきだ。
マスコミもそういう突っ込みをして欲しい。
ボルスタレス台車は国交省お墨付きの台車だ。台車メーカー、車両メーカー、鉄道会社といった大物が導入しているのだ。
なかなか突っ込めないのはわかる。敵が大きすぎる。
しかし、このままこういう軽量でコストの安価な車両が走りつづけ、経年劣化してきたころ、事故は次々に起こる。
私は鉄道会社の現場でもないし、思想家でもないし、論客でもない。普通の市民として身の危険を感じているだけだ。
ただ少し鉄道に詳しくて電車に乗っても絶対に寝ないで、いろいろ見たり聞いたり感じたりして通勤しているだけだ。
でも最近の鉄道車両の挙動のまずさは身が凍るのだ。いつか転覆する。これは40数年間の肌で感じてきた直感だ。
今回のメトロ8000系は3000人の乗車であった。
一歩間違えれば、運が悪ければ、大震災級の大惨事である。
私は毎日209系にどきどきしながら乗っている。くたびれてきた軽量車両には乗りたくないのだが。
他にないからねえ。私鉄でもJRでも蓋を開ければ同じ車両なのだから。
*とか言いながら原因が違ったらごめんなさい。