SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

夏休み 4日目

2006-08-30 | 旅行
夏休み 4日目

朝はホテル裏にあるロープウェーで山の上へ行く。
これはスキーゲレンデ用だ。
係員とプリンスの話をしていると、北海道では富良野が一番の好成績で残るが、
ニセコ東山は駄目なんだそうだ。
富良野は1年中人が来るので売却されないとの話しであった。

チェックアウト後、まずは近所のひまわり畑へ。
最近はひまわり畑をあちこちで見る。なぜ増えているのだろう。油の採取のためなのか。
すぐ近くの喫茶「北時計」へ寄る。言わずと知れた「北の国から」に何度も登場するお店だ。
「お静かに」という張り紙があり、やんちゃな男児を連れて入るのは気が引けるのだが、やはり5分で退散した。大人しくしているわけが無い。

またまた定番の「富田ファーム」へ行った。
ラベンダーの季節はとっくに終っていたが、ここで昼食。
富良野の風は清清しい。
何より入場料が無いのが良い。

美瑛に向かう途中、富良野線のディーゼルを撮影。
しかし今日は自衛隊の車が随分と走っている。

8年ほど前に一人で美瑛に来たときはレンタサイクルで回った。
誰も居なかったし、いろいろな「有名な」木もふつうにそこにあった。
今回、車でいろいろ回ってみたが、駐車場は完備されているし店も立っていて、
人も多く居たので驚いた。
まあ以前もハイシーズンはたくさんの人が訪れ、勝手に農地に駐車でもして迷惑もかけていたのだろうから仕方のないことか。
しかし美しい景色には変わりが無い。
じっくり写真でも撮りたい場所である。

裏道から旭川市内に向かい、高速道路に乗り、一路小樽へ。
途中でまたまたスコール!!
北海道も何十年ぶりかの猛暑だそうだから。
高速道路もその多くは「わ」ナンバーだった。

何のストレスも無いまま小樽まで簡単に到着。(簡単でもなかった。途中で子供のトイレ騒ぎあり。)
運河沿いのホテルへ。
小休止して待望の寿司屋へ繰り出す。
地元の人しか行かない「豊寿司」さんへ行く。会社の人の紹介だ。
感動するうまさであった。貸切であったが、子供の相手もしてくれるファミリアな雰囲気もあり、頼みすぎた感あり。
ホテルから乗ったタクシーに電話して、展望台まで行く。
まあ100万ドルとは言わないが、10万ドルぐらいの綺麗な夜景を見る。
その後、日帰り温泉で遊び、また同じタクシーに電話して、ホテルへ帰る。
疲れたのか全員あっという間に就寝。



新富良野プリンス


ニングルの森でみつけた小人の橋



ここまでのヒマワリって、北海道だよなあ。



富良野線です。結構高速運転します。



ファーム富田にて。



自衛隊が普通にトイレ休憩。



マイルドセブンの丘



広いって良いですね。おおらかになる。



トウモロコシ畑



これは何だ?



ふつうの街角。



北一硝子にはトロッコの線路が残されている。



小樽の○万ドルの夜景。α7Dだと手持ちでいけるので便利。




撮影はKONICA MINOLTA α7D AF17-35/F2.8-4.0 または AF28-70/F2.8
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夏休み 3日目

2006-08-26 | 旅行
夏休み 3日目

前日まで次男が40度近い熱で北海道行きは危ぶまれていた。
当日の朝、ケロッと元気である。熱もまったくない。
一体なんだったのだろう。
まあ子供の熱というのは原因がイマイチ不明な場合が多い。
知恵熱なんて片付けたりもする。
まあ当日のキャンセルはもったいないし、家にいても旅行に行っても、国内なら
まあ大丈夫だろうから、出発。羽田へ。そのかわり電車をやめて車で行く。
最近は羽田の駐車料金が大幅に下がった。丸1日置いても2500円で、72時間以内なら
6000円台が上限とかいうお値打ちになったのだ。
むかし、2日ほど置いたら2万円近く取られた記憶がある。

まずは旭川へ。AIR DOの737-400であった。
長男は飛行機は2回目だが、1回目の記憶は無いようだ。1歳ぐらいだったから仕方が無い。
とにかく楽しみにしていたが、とにかく離着陸を怖がった。
怖がるというのが大きくなった証拠である。
雲の上を飛ぶことがすごいことだという理解、こんな大きなものが飛ぶのがすごいということ、
雨だったらどうするのか、雷はどうなんだ・・・と応用編の質問もある。
到着後、737は中型なため多少の揺れやガクンとした挙動が怖かったのか、ずっと帰りの飛行機の
質問だ。帰りは747テクノジャンボだから安心だと伝えたが、車で帰りたいだの、窓際はやだの、
いろいろ言う。レンタカーで出発して疲れたのかすぐに寝てしまうが、寝言で「怖い!」とか言っている。
余程印象深かったに違いない。でも、これがファンになる要素でもあるのだ。きっと長男は航空機が好きになる。

さてレンタカーは三菱コルトだった。初めて乗る小型車だ。
結論から言えば、良い車だった。乗り心地が抜群に良い。滑るように走るし静かである。
座面が少し低いのだけがマイナス。

まずは旭山動物園に行く。
しかし暑い。34.5℃である。
そもそもエアコンの無い場所が多く、屋内は暑くたまらない。
噂どおりに混んでいる。月曜日なのに満員である。
なんでディズニー・ランドを押えて人気ナンバーワンに輝いたかはいくつか見て判った。
とにかく飼育係と動物と観客のコラボレーションが楽しい。
各飼育舎でショーをやっているのだ。また観客の視線に近いところに動物がいる。
・・・というか観客が動物に見られているような配置である。
施設は古いし、トイレは簡易トイレだし、ちっとも綺麗でもないのだが、なんだかホンワカする。
しかし今日もスコールがやってきた。ここ北海道も東南アジア状態なのか。
みなさん汗だくでした。

動物園を出て一路、富良野へ。
旭川から美瑛は非常に近い。隣町といった感じだ。美瑛から富良野も距離は40キロ弱あるが、
時間的には近い。
途中、富良野線のトコッロ列車を見る。

宿泊は新富良野プリンスだ。
富良野プリンスから2キロほど離れた比較的新しいホテルだ。
駐車場に車を入れて驚いた。
99%が「わ」ナンバーである。それも数種類の車種なので、どれが自分の車は
わからなくなりそうである。


「あ、雪の匂い」って、真夏ですよ、AIR DOさん。



ランドとシーの位置関係



綺麗だけど、この雲が一番怖いのだな。



新人のお兄さん。カッコいい。



道具を使えるので頭が良いのですが、うちの2歳児はしゃべりで圧倒。



市営なのにこの人気はすごい。公営もやればできる。



旭川なのに34.5℃ですから。



富良野線。



トロッコ列車。



撮影はKONICA MINOLTA α7D AF17-35/F2.8-4.0 または AF28-70/F2.8

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夏休み 2日目

2006-08-24 | 旅行
夏休み 2日目

発熱中の2名とママ2名を残して、ホテルの隣の幕張メッセで開催中の恐竜博に行く。
今回の目玉はスーパーサウルスである。
全長33メートルの巨大草食竜であり新参者だ。ワイオミングで見つかったものである。
私の小さい頃のスター恐竜は、ブロントサウルス、ブラキオサウルス、ティラノサウルス、アロサウルス、トリケラトプス、ステゴサウルスだ。
現在はどうやらティラノサウルス、トリケラトプス、ステゴサウルスは変わらず、ここにラプトルが加わる。
ブロントサウルス、ブラキオサウルスはそもそも2名の違う発見者がどちらが先に発見した!論争もしくは裁判の末、同じ物に2つの名前があったのだが、私のヒーローであったブロントサウルスは消滅してしまったのだ。
今回の博覧会で特に印象的だったのは、新しい話題や発見に基づいていることだ。
まず、ラプトルの最初期のものは羽根の生えた鳥のような姿であること。それも青い。
スーパーサウルスは胴体が短く、昔のブラキオよりも首と尻尾がながく、より現実的な点。
昔の絵のようなカラダでは胴体が重量に耐えられないだろう。
次ぎにティラノサウルスだが、しきりにティランノサウルスと強調していた。
ティラノではなくティランノだ。
そして成人したティランノはその重量で速く走ることができなかったため、
自分の子供を使って獲物を追い込み、最後に親が一撃で仕留める狩猟方法だったというのだ。
また、ティランノの子供は長い体毛に覆われている。
これは最近の中国等での発掘で毛が同時に発見されているのに基づいている。
ラプトルも毛が多かったらしい。
さすがに親のティランノは同時に毛が発見されていないらしく、昔ながらの格好だが、いずれ体毛に覆われた異質な姿になるかもしれない。

子供はスーパーサウルスの大きさには感動していたが、動くものが無い為に、
先日行った二子玉の恐竜博のほうが面白かったようだ。
いずれにせよ男の子は恐竜が大好きだ。

夕方は新横浜のスーパーアリーナでディズニー・オン・アイスを見に行く予定だったが、次男が復活せず、急遽、元気な子供とそのママにチェンジして行くことになった。
発熱した子供2名は病院へ。
要するに夫婦チェンジ、スワッピングである。(笑)
今年の出し物は「ファインディング・ニモ」だが、面白かった。

月曜から北海道だが、次男は39℃以上の高熱が続いている。
果たして行けるのか。









撮影はすべて KONICA MINOLTA α7D AF28-70/F2.8
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夏休み 1日目

2006-08-24 | 旅行
夏休み 1日目

今年の夏休みは週末と平日の3日間のあわせて5日間だ。
前半は毎年恒例のホテルニューオータニ幕張に3家族で行きプール遊び。
ちょっぴり贅沢する。
このホテルは想い出がある。
最初の年に長男が正面の大きなガラスの自動ドアに腕を持っていかれて騒動になったのだ。
六本木ヒルズで回転ドアで死亡者が出たがそれより前の話だ。
悪いのはホテルでも子供でもなく、一瞬目を離した親なのだが、ホテルの対応が良く、流石と思わせるものがあった。
ガラスドアというのはたわむので、はさまれても大怪我にはならなかった。
事故後すぐにクラウンが用意され中央病院に連れて行ってくれた。
結局怪我はなにもなかった。
ホテルに戻ったらホテルの従業員には通達があったようで、みなさん声を掛けてくれた。
翌年に行ったときもフロント・マネージャーが出てきて「その後如何ですか?」と
声を掛けてくれた。
PC上の顧客情報に入力されているとは思うが、なかなか徹底されている。
今年感じたのは、とても明るくお客に話し掛けるのが徹底されているということだ。
フロアでもエレベーターでも間髪を入れずに話し掛けてくる。
レストランでも子供を相手にヒーローの真似をしたり、ヒーローの話を子供とする。
とてもにこやかなのだ。
昔のニューオータニは雰囲気的にはクールだったように思う。
ディズニーランドの客も多いので、そういう対応にしたのだろうか。
とにかくここは○だ。

初日はプール三昧。
しかし、夕方は一転にわかにかき曇り、あとはキャッツ&ドッグス状態。
最近はこういうスコール状態が多いように思う。
日本もいよいよ亜熱帯性気候なんじゃないかと思うのだが。
雨が止んでもう一回子供たちがプールに入ろうとするとき次男が発熱。
もう1家族の長男も発熱。
土曜の夜は、宴会は短く早々にお開きになった。
(通常は夜半まで宴会である。)











撮影はすべて KONICA MINOLTA α7D AF28-70/F2.8

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リンゴ狩り、なし狩りに行った。

2006-08-16 | スナップ
日曜日はリンゴ狩り、なし狩りに行った。
保育園仲間3家族、男児6人だ。
週末は必ず一緒に過ごしている仲間であるが、
子供同士も「本当の友達」と言い合っている仲だ。(生意気)
場所は世田谷の千歳台にある果樹園。
実は世田谷区は農園が多い。果樹園や園芸農園だ。
つい20年や30年前までは田舎の区だった。
千歳台周辺も田舎の匂いがたくさん残っているし竹薮なぞもある。
今でこそマンションがあちらこちらに建つが、農地の跡地が多い。

さて、日曜ははよく晴れて暑かった。
さらに果樹園は光を回すためなのか、地面に光るシートを敷いてあり、
全面レフ版状態。余計に暑い。
お陰で子供の顔に光があたって、撮影会のような写真になる。
奥さんの写真もいつもよりずっと良く見える。

梨は高い位置に実るので、親が抱かねば子供は届かない。
必然的によい出来の梨の下に行く。
しかしリンゴは低い位置にも成る。子供は手当たり次第にもぐ。
あっという間に籠が一杯になる。
まあ傷のあるリンゴはジャムにすればよい。
子供は籠が一杯になると、農園のおばちゃんが剥いてくれているテーブルに行き、
延々とリンゴと梨を食べている。次男坊は梨オンリーだ。
これで元が取れた。
お腹が満たされるとさっさと退散、隣の公園に移動して走り回る。
子供は次から次ぎに楽しい場所に移動する。
見切りが早くとにかく元気だ。
大人は早くも疲れる。
私は雑草など写真を撮っているようでいて実は休憩してる。

みんなでファミレスに行き早い昼食。
それからデパートの恐竜博へ。
コンピュータで動く実物大に近い大きさの恐竜が触れるような距離で派手に動いている。
よく出来ているので次男坊は怖くて退散。長男にはネタがばれているので何回も見る。

夕食も我が家に集合。
子供達は勝手に遊び、親たちは勝手に飲む。
日曜の夜の恒例だ。
明日から会社かと思うと、どの親も自宅で冷静に過ごすより、みんなで飲んで騒いでいたほうが
気が楽なのである。
ワイワイ騒いで後は寝る。

サザエさん症候群に成りようが無い。



これは20世紀梨かな?
21世紀梨というのは作らないのだろうか。


もぎまくりだ。


採ったらさっさと籠に入れる。まるで時間との戦いだ。


籠をいっぱいにし満足気な顔。しかしやんちゃになってきた。
レフ板撮影!!!


農家のおじさんの日焼けしたイイ顔。でも流石に今時だ。
シャツはナイキですぜ。


かくれんぼは楽しい。鬼も好んでやるのが今時風か。
私は鬼には絶対になりたくなかったが、鬼は強さの権化だからな。


小休止して植物を撮る。
うん?これはヘチマっぽいな。


しかし若い植物はきれいだ。どんなに頑張ってもこんな色は真似できないんだ。


ものすごくリアルに細かく動く。まるで生きてるようだが、
長男は平気で触ろうとする。
それでも、私は「もし本物だったらどうしよう」なんて妙に子供じみていたりする。怖い顔だが、魚を食べていたそうな。

写真はすべてKONICA MINOLTA α7D AF28-70/F2.8 で撮影。
夏のもやもやした空気もクリアに写す。

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ビアパーティー

2006-08-16 | スナップ
先週の週末は久し振りに近所で過ごす。なぜならお盆の帰省渋滞で動けないからだ。
東北道は112キロ渋滞だったとか。なんだそれは?!
おまけに高速道路のパーキングエリアの給油所も大渋滞。
これはガソリン代が1ヶ月遅れの料金と決っているからだ。
私は先週、常磐道谷原で給油した。市中よりぜんぜん安かった。変な話だ。

土曜日は女房の職場のお客様とのビアパーティーがあった。
子供も一緒に参加。
大人のパーティーはガヤガヤして飽きるので、外に出たり中に入ったり。
しかし外は秋のように涼しかった。
写真はパーティー会場のすぐ外で。
そしてつい撮ってしまう料理。
ビールの写真ありません。顔が写ってるので。
ちなみに皆さんの顔は楽しそうです。








写真はすべてKONICA MINOLTA α7D AF28-70/F2.8 で撮影。

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虫採りへツインリンク茂木に。

2006-08-09 | ネイチャー

月曜日に1日夏休みをもらい長男と虫採りに行った。
場所は栃木県は「ツインリンク茂木サーキット」
ここは雑木林をホンダがサーキットにしたので、
周りはクヌギの木の宝庫なのだ。
昔の炭のための山が放置されていた地区のようだ。
サーキットを作った時に、周辺の雑木林を整備して、
子供のための遊び場やキャンプ場、体験教室をいろいろやっている。
こういう試みはなかなか良いと思う。


まずはカブトムシのメスを捕獲したのだが、
捕まえる前に写真を撮るのを忘れていた。
興奮してしまって、それどころではなかったのだ。

いったん山を降りて昼食。
長男はクワガタを採りたくて諦められない。
再度雑木林へ入る。

ついに捕獲。
待望のミヤマクワガタだ!



ヒグラシのオス。結構大きい。



いやあ楽しかった。
帰りは益子経由で帰ったがさすがに遠かった。



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松戸にて。

2006-08-01 | スナップ
私は古い町並みや木造家屋が好きでよく写真に撮っている。
中年になったから好きになった、というわけではないと思いたいが、
ノスタルジーを感じるのは確かだ。
都市部からは急激に減ってるのも事実であり、これは撮っておかねばと思う。
フィルム時代ならコストも考えてしまい、家屋ばかり撮るのは実はもったいないと思っていたが時代はデジタルだ。いくらでも撮れる。

そういう興味でネットを探すと、私と同じ想いの人は大勢居て、たくさんの良質な写真が出てくる。
江戸を感じさせる風景とともに。
私も随分と下町や東京湾縁りには向っている。もう風前のともし火だなあと感じて、すこし焦りさえ感じる。

・・・で、先日所用で松戸に行った時の話である。
松戸は幼児の頃住んでいたので馴染み深い場所である。
その後「柏」にも住んでいたことがある。(正確には住所は流山市であった。)
どちらかと言えば、常磐線では松戸を飛び越して柏が飛躍的に発展し、今やミニ渋谷と言われるまでになり、音楽を中心とする若者文化から飛び火しファッションの町でもある。
ウラ原を文字ってウラ柏(カシ)なんてことにもなっている。
それにつられて面白いバーなども増えているようだ。
それに比べてずっと都心に近い松戸は相変わらず地味なままである。
住み易く評判の良い松戸市かと思うが、若者の匂いはしないし、文化の匂いがしない。
なぜだか判らないが、まあそもそも田舎で何もなかった柏の方が開発しやすかったのもあれば、土地が少し安いのもあれば、松戸が川と丘に阻まれているのに比べて、柏は見渡す限りの地平というのもある。
(東武野田線と新京成には優劣は感じない。)

松戸は旧水戸街道の宿場町で、江戸川に隣接しているので、昔は遊郭もあった町だ。
確か旧日光街道もこの地を通る時代があった。川の氾濫でルートが変わった場合、ここを中継にしたのであろう。
そういう意味では由緒の正しい場所であり「柏」なぞ新参者もいいとこである。
いやはや柏はチャラヶ過ぎである。
あんな所は葦野原だったのだ。(と、長老の声がしそうである。)
残念ながら私は柏駅に近い高校の出身であるが。

確かに以下の写真を見て欲しい。
松戸駅から5分の風景である。
それもしばらくは変わりそうに無い風景である。
ほんの10分間で撮った写真だ。
まだまだいろいろありそうである。
(と書きながら、再度15分間だけ夜にも行ってみた。近いですから。)

私の中では、築地やら佃やらより、近郊のほうが面白い気がしてきた。
まだ手の付いていない物件!?がざくざくと発掘できそうだ。




























この松戸市と柏市、野田、流山、我孫子あたりが政令指定都市を目指すという話が
時々出てくる。(鎌ヶ谷まで入れて川崎市を上回るという変な話もあるが、鎌ヶ谷は船橋サイドだ。)
人口でなら100万人は軽くオーバーする。
しかし絶対に合併しないで欲しい。
もしかすると「常磐市」とか「ノース千葉市」とか松戸の松と柏の葉の柏で「千葉緑園市」とか
ろくでもない名前が付きそうだ。
松戸は松戸。柏は柏。我孫子は我孫子だ。
流山だけは何となく田舎臭い名前でイメージが悪いのだが。
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東急と過ごした週末

2006-08-01 | 雑感
土曜日は一人になる時間があったので、外出ついでに撮り貯めしている東急東横線に行った。
何を撮り貯めしているかといえば、東急8000系という車両だ。
もう30数年来走っていてそろそろ廃車が近いからだ。
電車の一生は25年から70年ぐらいと千差万別なのだが、都市部ではせいぜい30年だろう。
東京首都圏の大手私鉄では東急は長いほうだ。
古いものを大切に使うとも言えるし、東急はケチだとも言われるが、
その実は日本でも最初からステンレスやアルミ車両を大量導入したので、
長持ちしているからだ。個人的には鋼製車両のほうが好きなのだが、
東急は30数年とか40年経て自社線からはやっと出て行くのだが、中小私鉄に譲られて、
更に第二、第三の人生を送るのだ。もう驚異的である。素材のお陰もあるが、
丁寧に使っているからでもあるし、そもそも奇をてらっていないからだ。
驚異的に馬力があるわけでもなく、車体もごく平均的な大きさで、そもそも省エネタイプだ。
台車も簡易なタイプで整備が楽だ。そもそもアルミやステンレスは塗装が不要である。
むかしはケチケチと揶揄されたが、今やリサイクルの時代。結果オーライなんである。

さて、翌日の日曜日はその東急に半日乗ることになった。
ちょっと懐かしい「スタンプラリー」である。
3家族、子供は男児5人。女の子無し。
考えただけでも大変そうな感じだが、結果はやはり大変であった。
今時はやんちゃな子供も減り、マナーも宜しいので、電車内で5人の男児がバタバタすると
かなり気をつかう。
さらにそのガヤガヤに気をとられ、私は網棚にバックを忘れてしまうという騒動もあった。
これは客種の評判のよい東横線であったため、発見されたのだが。

今回のスタンプラリーはウルトラマンがキャラになっており、大きな駅でウルトラマンのスタンプを6個押すとウルトラマンのフィギアがもらえるというもの。1日乗車券が必要だ。
それに合わせて東横線に1本だけ「ウルトラマン列車」が走っている。駅員に時間を聞いて乗車した。
車内はウルトラマン一色。クイズとか歴代ウルトラマンの紹介だとか。
まあ吊広告が無いので大人はつまらないけれど。
スタンプが改札の外にあるので、きっと階段の上り下りや乗り換えで暑いだろうなと思っていたが、最近は随分とバリアフルー化が進み楽になったのが実感できた。
しかし子供の頃は冷房車なんて皆無だった。エスカレーターも無かった。
混雑もひどかった。よく平気だったもんだ。今なら発狂する。

写真はほとんど他の家族やその子供達が写っているために、やはり掲載は控えるしかないので、味気ないこれども、その8000系を掲載する。
名車かどうかは議論は分かれるであろうが日本鉄道界におけるエポックメーキングな車両として後世に名を残すであろう。

しかし冷静に考えるとスタンプラリーって大人にとってはちっとも面白くはないのだが。


大井町線の8000系。第一編成である。シンプルだが端正な顔だと思う。
KONICA MINOLTA α7D AF80-200/F2.8


これは東横線バージョン。歌舞伎顔だ。
KONICA MINOLTA α7D AF80-200/F2.8



すれ違いは何だかウキウキするのである。
KONICA MINOLTA α7D AF80-200/F2.8



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