SAILIN' SHOES

デジタル一眼、ライカ等でのスナップ写真や、カメラ、音楽、鉄道・車、子育ての日々雑感です。

週末の風景

2008-12-31 | スナップ
我が家の土曜日は忙しい。
行事やママの仕事や私の小学校の会や習い事やサッカーが重なったりするので、
我が家のカレンダーは4人の予定が書けるようになっている。
ママが集中管理して、あとの3人が司令塔の指示を仰ぐのだ。
時として子供だけの空白時間があるが、その場合は次男がしっかり留守番をするシステムだ。




長男がサイエンス倶楽部に行ってる間に散歩していた。
ペンタックスのAUTO110はすごいカメラだった。
手のひらサイズだがレンズ交換ができる一眼レフだ。
すごいな、懐かしいな。
なんて思いを馳せていたらママから電話で、保育園で行われている
クリスマス会の写真を撮りに戻ってきてという。
自転車で2キロ程度の距離だ。

次男坊のクリスマス祝会の写真を80-200mm/F2.8でバババッと撮り、
また長男の居る町に戻った。




長男とモスバーガーで昼食。
彼はモスが好きだ。
ポテトが美味しいんだそうだ。

そして自転車で自宅に戻る。




途中にはこんな農園があったりする。


帰宅して、ちょっと遊んで長男はサッカーの練習に行く。

その間、我が家に友人たちと子供たちが集合。
クリスマス会の準備となる。
その間もママは仕事に出ている。
我が家の台所にはお友達のママが立つ。

サッカー練習へ向かいに行く。
今日は特別にお汁粉サービス。
みんなでワイワイ食す。

我が家に戻り、クリスマスパーティーだ。
ママも仕事から帰ってくる。
パパ達は会社の話、不況の話。
ママ達は保育園や小学校の話。
大量!に居る子供達は子供同士で遊びまくる。
いつもよりずっと遅くまで遊ぶ。

今日の子供達の写真は掲載なし。
子供や親たちの楽しそうな顔、顔、顔だらけだからだ。
写真ブログの世界は難しい。
本当はそんな楽しそうな写真が素敵なのだが、
他の子供はダメだろうし、親たちはどうでもよさそうだが、
一応、芸能人なみに掲載許可をもらわねばならない。
それは面倒な話だ。うーん。








翌朝は早くからサッカーの試合だ。
ママと長男が早い時間に出発、その後私と次男がもそもそ起きだす。

次男にサッカーの試合を見に行こうと誘うが、
「パパが応援に行ってきて。僕は何時間でも留守番できるから。」
と聞かない。

私は遅れて一人で電車で試合会場に向かう。
すでに第一試合は0:0の引き分けだった。

第二試合が始まった。




開始早々、1点先取。
第一試合で走り過ぎて、疲れた感じだったが、責めるときには集中していた。




後半でもダメ押しの1点を加え、2:0で勝つ。
最近は負け無しである。




試合終了後もゆっくり帰りの準備があるし、ママは引率当番なので、
私は先に帰ることにする。
次男が家で何をやってるのか心配でもある。

しかし、この地区も急坂が多い。




長男帰宅後、熱帯魚を買いに出かける。
私と長男で電車で4駅分、自転車ですっ飛ばす。
途中、神社に入り、各々がお願いする。
長男は「クリスマスプレゼントがたくさん来ますように。」だったそうだ。
私は「家族みんなが無事に健康に過ごせますように。ついでに早く景気が回復しますように。」だ。
それしかないだろう。




熱帯魚数匹、なまず1匹と、水槽のフィルターを買い、家へ戻る。
踏切にひっかかれば必ず電車の写真は撮る。
私のお決まりである。




長男が途中で喫茶店に寄りたいと言う。
どうやらお腹がすいたようだ。

私はコーヒー、長男はココアとケーキを注文する。
外は寒かった。




子供の冬の定番はホットココアだ。
飲んでる姿が冬を物語る。




飲んだら、店の本を読み始める。
まだ帰る気がないらしい。




そのわけは、まだお腹が満たされていなかったので、トーストを頼もうか
迷っていたのであった。
さすがに夕食前なので、シュークリームにしてもらったが。


最近、子供と喫茶店でのんびりする時間が楽しくなった。
子供は本を読み、私はその子供の写真を撮ったりしている。
平凡だが、なんだかイイ時間だ。


SONY α900、タムロンA09、AF80-200mm/F2.8
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「撮って、と被写体が囁く」 片岡義男さんとの2分間

2008-12-29 | スナップ



訪問先に行くために都営地下鉄に乗っていた。
座っていたのだが、左隣に一席空いていた。
神保町で私に左に男性が座った。
手にはたくさんの本を持っていた。
片岡義男さんだった。
座席は満杯だったので、密着する形になった。
前の座席に座っている女の子も片岡義男さんに気が付いていた。
最近の若い子も知ってるんだなと感心した。
私は九段下で降りたのだが軽く会釈した。
片岡義男さんも私に目線をくれた。
すごく嬉しかった。
なぜなら私が一番好きな小説家、エッセイスト、写真家だからだ。




中学、高校、大学の頃だったろうか、片岡義男さんにずいぶんとはまった。
角川文庫から数十冊の小説が順次出版され、他社からはエッセイや翻訳本も出版されてそれらもほとんど読んだ。
そもそものきっかけはGrateful Deadのジェリー・ガルシアとチャールズ・ライクの対談を訳した「自分の生き方をさがしている人のために」を読んですごく感銘したことだ。この名著は今でも宝である。その後、大学時代にはGrateful Deadのコピーバンドにも参加できた。
同じ草思社からは「ビートルズ革命」というジョン・レノンのインタビュー訳の本も出版されている。
その草思社も今年民事再生法適用になってしまった。
川島令三の『全国鉄道事情大研究』や徳大寺有恒の『間違いだらけのクルマ選び』シリーズで有名な出版社である。

さて一方でFMでは「きまぐれ飛行船」という名番組を安田南さんとやっていた。
これは最も楽しみなFM番組だった。
しゃべりは決して上手くないのだが、ゆっくりとぽつぽつとセリフを選びながら話す口調が素敵だった。一方の安田南さんがハキハキ話すので、その組み合わせがとても好きだった。
大人の会話が展開されていたという感じだった。
アメリカの話、JAZZの話、クーペって何?みたいな話。
かかる音楽も素敵だった。

小説には大きくは二種類あって、一方は青春小説で一方は大人の風景を綴った小説。どちらも淡々とした展開のストーリーが好みだった。
わざとなのか人柄なのか、敢えて起承転結を採用しない作風で、それが好きだったのだ。
まるで一枚の写真から展開されるような小説だと思っていた。

後にその作風は写真にも及ぶことになる。
片岡さんはオリンパスOM-1で撮影なさっているのだが、
その写真集が出版された。
小田急沿線や東京の街角のさりげないスナップだ。
古い中華料理屋や古い喫茶店、洋品店の外側のスナップや、
交差点の電柱の写真。
あまりにもさりげない街の風景なのだが、なぜだか魅力的だ。
小説のように、ある瞬間を切り取った空気感に魅かれるのだろう。

その後、田中長徳さん、坂崎幸之助、東儀秀樹、なぎら健壱さんたちと、偽ライカ同盟にも参画され、その対談等はすごく面白かった。


ロックミュージシャンとの対談、青春小説、FMのDJ、大人の小説、映画、スナップ写真と、私の人生とずっと一緒だった片岡義男さん。
とても嬉しい出会いだった。



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仕事で奈良へ 04

2008-12-28 | 仕事時スナップ


なぜ道頓堀の写真なのか。
奈良から夜行バスで東京へ帰ったのではなかったのか。

hirobotさんと学園前で楽しい時間を過ごし、余裕をもって近鉄奈良に行った。
まだバスの出発の23:00まで1時間ほど時間があったので、到着した日の早朝にやむを得ず入ったマクドナルドへ行った。
夜の奈良はおいそれとは飲む場所も無いのである。

バスの発車20分前になったので、所定のバス乗り場へ向った。
横断歩道の向こう側にそのバスは居た。
信号は赤だ。
その新宿行きのバスは突然ウインカーを出した。
「うん?Uターンでもするのか?」
しかし、バスはそのまま奈良公園の方に真っ直ぐ走って行った。
我々はビックリしたが、すかさずチケットをチェックした。
22:40近鉄奈良発・・・

しまった、行きの出発時間よりも20分早い。

瞬時に往路の停車駅を思い出した。
最初に天理、その次にJR奈良、終点が近鉄奈良だった。
その逆コースなら、次はJR奈良へ向うはずだ。
タクシーを捕まえ、JR奈良駅に急行してもらった。
運転手さんに乗り遅れた話しをすると、
「いや、奈良公園方面に走っていったなら、JR奈良へは普通は行かないね。」

JR奈良駅で出発場所を見つけ、時刻を見ると
「新宿行き:22:17分」とか書いてある。
なんと、往路と復路は同じ順番で停留所を回るのであった。
先入観での間違いだ。

23時の奈良はもう暗い。
JR奈良駅周辺のビジネスホテルに行く。
結局、土曜日の奈良はどこも満室であり、京都も絶対に無理だと言う。

JR奈良駅から関西本線でJR難波へ向うことにした。
そしてたどり着いたのが道頓堀というわけだ。



道頓堀界隈のホテルもどこも満室だった。
夜中の1時だ。異常に寒い。
心斎橋界隈も全滅。
四ツ橋でようやくホテルを見つけた。
もうすぐ2時だった。

相方は東京での用事が11:00だということで、地下鉄の始発に乗らねば
ならない。

7:30頃に起きた時、相方は無事に出発したようだったが、ベッドは
寝た形跡がない。
どうやら寝過ごさないように起きていたようだ。

写真は翌朝の四ツ橋だ。
大阪はなんだかお茶目である。





朝の御堂筋。
大阪は雑然として猥雑で汚い街というイメージが一般的だ。
しかし実は整然としていて、東京よりも美しくなっていたりもするのだ。
御堂筋のイチョウ並木はとても美しい。




お茶目で騒がしい関西人のイメージは間違っていない。
実際に難波駅でケンカを見た。
それは東京のケンカの比ではない。
関西弁はケンカし易い言葉なので、見ていて面白かった。
そして声がとてつもなく大きい。
関西弁は爆裂音を含むので大きな発声がやり易いのだ。
しかし通行人はそんな喧嘩には慣れているのか、普通に通り過ぎる。
まさにミナミである。

でも御堂筋の並木はそんなケンカとは関係なく美しい。




ご存知の通り、御堂筋はブロックを挟んで片側通行の上下線になっている。
両方を合わせれば広大な通りだ。
高速道路も片側回りの一方通行で広大だ。




近鉄の難波へ向かう。
普通なら新大阪から新幹線で東京へ帰るのだが、夕方まで時間がある。
近鉄特急で名古屋へ向かうことにした。
難波から新大阪に向かい「のぞみ」を待つのなら至近距離の近鉄で名古屋へ向かっても決定的な時間の差にはならない。
そもそも私は近鉄の大ファンなのである。




大阪市バス。
これもイメージと違いスッキリしたデザインで好みである。
実は電車の色やタクシーの色も地味でシックでシンプルなのが特徴だ。
東京の色使いは総じて派手派手しいのだ。
とても不思議に思う。




私の乗る名古屋行き特急。
あえてアーバンライナーを選ばなかった。




近鉄難波駅はホームが長いので特急は2列車が同じホームに停車したりする。
こういう臨機応変さが近鉄らしい。




近鉄特急の車窓は楽しく、とても快適だ。
奈良県から三重県に移る峠越え区間は特に気に入っている。
大出力で連続33‰急勾配を何事もないように駆け上がっていく頼もしさ。
広軌での安定した挙動と、どの速度域からでも加減速できる俊敏さ、
足腰の強い台車。
どれも私鉄王国関西の懐の深さを感じる。




新幹線名古屋駅のホームから新しい鉄道あおなみ線を見る。
第三セクターである名古屋臨海高速鉄道の電車だ。
元々は貨物線である。

今年の10/23に、この写真の名古屋駅で脱線事故を起こしている。
初歩的なミスであった。


新幹線で新横浜まで行く。
そのまま町田へ向かう。
最近mixiでバンドのドラマーを募集していたので応募したのだが、
町田のスタジオで練習があるので見学に行く予定にしていたのだ。
初めてお会いするのだ。
あくまで見学ということで行ったのだが、たまたまドラムスティックを所持していた。
出張に向かう日の昼休みにヤマハ勤務の友人と食事をし、スティックをもらったという偶然だ。
曲をコピーしていなかったので、イメージで叩いてしまったのが申し訳なかったのだが、みなさん素敵な人で、ぜひメンバーに入れて欲しいと思ったのであった。

なんだか楽しいことになりそうで、ウキウキしている。



SONY α900、タムロンA09、AF17-35mm/F2.8-4.0


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仕事で奈良へ 03

2008-12-26 | 仕事時スナップ
東大寺から裏道を使い近鉄奈良駅に向かう。
奈良駅で同僚の女性と別れ、残った2人で学園前に行く。
私のブログにコメントをくださるhirobotさんと初対面の予定だ。




東大寺から奈良駅までの裏通りは、普通に住宅街を通る。
ちょうど県庁の裏手になる。




古い派出所の跡だ。
この辺は、名門国立奈良女子大の近くだ。



奈良市街は歩けば古い建物、家屋がいくらでもあるような所だ。
いつかじっくり散策したい。








さて、近鉄奈良駅で同僚の女性は京都行き急行に乗り、我々は難波行き急行に乗る。

学園前で降りてまず向ったのは、スーパー銭湯だ。
木曜から風呂に入っていない。
既に土曜の夜だ。しかも異常に寒い。
hirobotさんに初めて御会いするのもあり、すっきりしたかった。



スーパー銭湯に行く途中の鶴舞団地の写真だ。
35というナンバーは実は私が小学校の頃住んでいた団地棟だ。
実は50年近くにもなる団地なので、取り壊しが始まっている。
幸いに、35棟はまだ残っていた。
道の逆側はほとんどが取り壊し中だった。

この町はひじょうに思い出深い町だ。
当時は団地以外は森と田んぼばかりで、走るバスはまだ一部がボンネット式だった。
今は、バスが連なり、すっかり郊外住宅地、それも高級感のある町に変貌している。
噂によれば、朝のバスは1時間あたり70本にも及び、写真の道は
バス専用になるらしい。
私が歩いた夜の7時頃でさえ、8台連続バスという光景も見た。





ISO3200で撮ったのだが、想像以上にしっかり写っていた。
手持ちでシャッター速度は0.8秒とか0.6秒だったか、手振れも無い。
使えるカメラだ。


学園前駅でhirobotさんに初めて会った。
とにかく時間を忘れるほど楽しいひと時だった。
何もかもが私の趣味・趣向と被っている方なのだが、
その他の話題でも気が合うのである。
エネルギッシュでおしゃれな方だった。
久しぶりに関西風の言葉のキャッチボールがまたまた新鮮だ。
関西の人との会話はまず途切れることはなく、ボケと突っ込みがたとえ初対面であっても行なわれるので、退屈するということが無い。
また御会いしたいのであった。


奈良発の夜行バスに乗るために再び近鉄奈良へ向かう。


SONY α900、AF17-35mm/F2.8-4.0、タムロンA09
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子供たちのクリスマス

2008-12-25 | スナップ
子供達はすでに何回かクリスマスを祝った。

大人はひたすら忙しい師走だ。

でも子供が喜んでいるのを見るのが幸せな12月だ。



12/20 次男は保育園でメリークリスマス!
(保育園児130名強)




12/21 子供たちの友達を呼んで我が家でメリークリスマス!
(子供8名、親6名)




12/23 鎌倉の親戚宅に集合してメリークリスマス!
(子供5名に大人多数)




親戚一同を代表いたしまして、次男がロウソクの火を消します。
(親戚内で最年少!)




SONY α900、タムロンA09、AF85mm/F1.4





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仕事で奈良へ 02

2008-12-24 | 仕事時スナップ
次に向かったのは奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)だ。
近鉄奈良線で生駒に行き、そこから開通したばかりの、近鉄けいはんな線に乗りかえる。
勿論初めての乗車である。
生駒から次の白庭台までは3600mのトンネルもあり駅間距離は5.1kmもある。




学研北生駒駅はいかにも新しく明るい駅だ。
ここからNAISTまでのバスを待った。




ここからは学園前までのバスなどが走っている。
途中の区間は、奈良の新しく美しい新興住宅地である。




御話を聞かせてくれた大学院生だ。
待ち合わせの校舎に早目に着いた。
トイレから出たところ、後ろから声をかけられた。
それも頭の上からの声だった。
振り向いて驚いたのだが、私よりもずっと背が高い、モデルさんが
そこに立っていた。
誰もが振り返るような美人で長身の彼女は、頭脳明晰で日夜研究に勤しむ
真面目な院生なのであった。
来年からはUCLAに留学なのだそうだ。
最近の理系の人は、そうは見えない人もいたりするので驚く。
もはや人間の外観で中身を判断するなど間違いのモトだ。




国立の大学は設備も充実しており、うらやましい環境である。








NAISTの広々としたキャンパス空間。
まわりには何も無いので勉強、研究をするしかないのだそうだ。
勿論住居もキャンパス内にある。
関東で言えば、筑波大のミニ版といったところだ。




近鉄けいはんな線で奈良に向かう。
もう夕方だが、昼食がまだだった。

けいはんな線は車幅が2900mmと近鉄では最大幅になる。
また地下鉄直通で第三軌条方式ながら、最高速度は90kmと珍しく高速運転だ。




奈良駅に戻り、観光客向けでなくふつうの食事処を探すが、これまた、なかなか見つからないのが奈良だ。

写真は南都銀行本店





遅い昼食を取り、せっかくなので奈良公園を散歩する。
写真は猿沢の池。

同僚の女性社員は急用ができ、本日中に帰宅しなければならなくなったので、
自腹で新幹線に乗る事になったのだが、奈良は人生で初めてだったので、
鹿を見たり、大仏殿に行きたいという。
奈良市内で育った私はさながらツアコンになった。




奈良ホテルをかすめ、浮見堂を通って大仏殿に向かった。
写真はあまりにも有名な奈良ホテルだ。
その歴史は鉄道会社との歴史でもある。
鉄道院直営~日本交通公社~都ホテル(近鉄系)~現在はJR西日本と近鉄の折半による経営だ。





浮見堂は平成になって美しく改修された。
子供のころの記憶にはあまりない。




東大寺の前まで来る。
この辺はむかしと変わらない。
ただ砂利道が減ったぐらいか。




「修学旅行の学生と鹿」というのが定番だ。




やっと大仏殿に到着したら、4:40だった。
実は大仏殿の入場は4:30までであった。
入ることができなかった。
初めての経験を楽しみにしていた同僚は、またのお楽しみということに
なってしまった。



SONY α900、タムロンA09、AF17-35mm/F2.8-4.0、AF100mm/F2.0



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仕事で奈良へ 01

2008-12-22 | 仕事時スナップ
先々週の金曜日、夜行バスで奈良に向かった。
私を含めて3人で新宿から奈良行きに乗車。
不景気なので新幹線で行こうなんてセリフは誰からもでない。
それに昼間に移動するのは時間がもったいないというわけだ。
金曜の晩に出るのだから土曜も働くということだ。
見上げたもんだ。



バスは私の好きな奈良交通を選んだのだが、なぜだかケービーバスがやってきた。




早朝の近鉄奈良駅前だ。

結局、夜行バスでは1時間しか寝れなかった。
3列シートで快適ではあったのだが、とにかくエアサスペンションがやわらかすぎ、2階の席だと上下動がすごくジェットコースターで落ちるような感覚で、
いちいち目が覚めてしまう。
ただ同僚から言わせれば、奈良に行くので少年のようにウキウキしてるからだろうということだ。
さもありなん。




朝6時台に空いてる店なんてないのが奈良だ。
早朝から空いているのはただ一軒、マクドナルドだけである。
朝マックと薄いコーヒーを飲み、歯を磨いて、市街をちょっとだけ一周した。
アポは10時に天理のシャープだ。


写真は奈良公園にて。

関西のバスは後輪部分にカバーが付いているのが特徴的だ。




奈良駅から西大寺まで快速急行に乗る。
近鉄特有のLCカーである。
閑散時はクロスシート、ラッシュ時はロングシートに変換するすぐれものだ。
ロングシート時に一人ひとりがヘッドレスト付きで分離されているシーンがおもしろい。
蛍光灯カバーと少ない車内広告のせいで落ち着いた車内だ。




時間通りにシャープの天理に到着した。
天理は町中が天理教の施設で埋め尽くされているのだが、
シャープはそんな市街の外れにある。
とても大きな工場と研究所だ。



博物館を見学させてもらった。
副参事の女性の方が休日にも関わらず開けてくれたのだった。
とてもきれいで、かつ、面白い人だった。


シャープは言わずと知れた、シャープペンシルの発明、発売から始まった会社だ。
いろいろなシャーペンを作っていたのだが、どれも工芸品のような出来栄えだ。
勿論、値段もそれなりに高級だ。
その高い工作技術とアイディアが今のシャープに綿々と息づいているのである。




シャープペンシルの芯。
すてきなパッケージだ。




その後、ラジオに展開していく。
そして音響へと拡大していくのだ。




ポータブルテレビなのだが、アメリカ風のデザインがおしゃれだ。




そしてFAX等の事務機への展開。




電卓の基礎となる計算機。
この辺の技術は得意中の得意分野である。




そしてパーソナルコンピュータだ。
当初、シャープのPCのシェアは1,2位を競う位置になった。
写真の機種はよく覚えている。
磁気テープが記憶媒体だが、今と比べて速度はおそろしく遅かった。
しかしデザインは既に相当美しいレベルだった。




同時に白物家電への展開があった。
写真には無いが、電子レンジが特に有名だ。



とても寒い日だったが、空は晴れ渡り、眠気も忘れていた。





日頃はそれほど賑わう駅ではないが、天理教の大祭等が有る場合は
全国から多くの信者が集まるため、駅の規模はかなり大きい。
近鉄もJRも直通列車を走らせる。
写真の電車はJRだ。




ベンチにさりげなく座布団があったりする。




8400系で平端に向う。
近鉄高性能通勤車の名車だ。
既にかなりの年数が経っているので、今後が心配されるのだが、
この不況で各社とも新造車を抑制するであろうから、まだ活躍が
見られるだろう。




運転席に見られるのが、今年導入されて近鉄特有のトレイン・ナビだ。
カーナビの電車版である。
運転手の安全運行を支援するアイディアもののシステムだ。
カーナビのように女性の音声で、各種の指令を出すGPSである。
SDカードで運行情報が取り込まれており、
次の停車駅、スピードの出し過ぎの注意、ブレーキの指示、
編成の車両数を教え、停車駅前で停止の指示、ホーム中間でのブレーキ指示、
工事徐行等の指示を出す。
少ないコストでできたのがメリットである。
特に近鉄の場合は快速急行、急行、準急・・・といった種別が多く、
また編成両数が2両から10両と時間によって変化する細かい設定もあり、
勘違いによる停車駅の間違いや、編成両数の間違いによる停車位置の
行き過ぎ等が発生する可能性が高くなるのに対応したものだ。
今後、各社も採用の可能性がある先行的なシステムだ。


SONY α900、タムロンA09


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高校の同窓会

2008-12-21 | スナップ
先日、私のブログにコメントをくれるkmさん、nmさんと
飲む機会があった。

nmさんはシリコンバレー在住なのだが、出張で東京に来るということで、
会いましょうということになり、約束した店に遅れていった。
連れの女性が居るので驚いたのだが、なんとその女性はkmさんであった。
コメントをくれる方がもう一人居るのは奇跡的な偶然!かと言えば
まさかそこまでシンクロではない。
二人とも高校時代の同級生だ。

私は千葉県の県立高校の出身だ。
千葉県で唯一、私服で通える県立高校だった。
モデル校的な要素もあったのか、授業の選択も特殊で、
大学に近いような自由度もあった。

卒業してうん十年。
初めての同窓会が来年の1月に地元の柏で行なわれるのだ。
その準備として、mixi上で準備のための幹事がいろいろやりとりを
している。
そして、行方がわからない同窓がどんどん登場してきているのだ。

そんなこともあって、mixi上での「お久しぶり」が繰り広げられており
こうやって実際に会うきっかけにもなったというわけだ。




彼がみんなで飲むために買ってきてくれたナパ・バレーのワイン。
このFAYは普通のFAYではない。
特別なブレンドのレアものだ。

彼は私が好きだと言っていた Glenfiddich 15yのシングルスコッチまで
プレゼントに持ってきてくれた。
それもテイスティングセットだった。
感激だ。
(息子にはチョコまで。)






同じ店で出すチーズだ。
この写真は別の日に撮ったものだ。
美味しいワインと美味しいチーズというのは最高の贅沢だ。




パッケージングの良さだけではない。
素晴らしい味である。


ちなみにkmさんは高校時代はマドンナとも言われ、大人っぽい人だったが、
変わらず美しいままで、さらに妖艶さを増していたのだった。

nmさんは声の良さは一層渋みを増し、国際派ナイスガイになっていた。

気の許せる昔の仲間と話すひと時は本当に楽しい。


SONY α900、AF35mm/F2.0


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スイミングスクールとサッカーと

2008-12-20 | サッカー・陸上
次男は夏からスイミングスクールに通っている。
長男も行きたくなり、この日が3回目だ。
普段は平日に行っているのだが、年末の予定の関係で先週土曜日に私が
お供した。



いざ出発。
私は行ったことがないので、息子達が連れていってくれるという。
(一応、ママに場所の確認はしておいたのだが。)




駅でプロカメラマンに会った。
本物のプロの方だが、気さくにお付き合いさせていただいている。
我が家にも写真集があったりもする
うちの子供も知っている方だ。
子供のための写真絵本も出しているのだ。
スクールに行くまでの電車の中はカメラ談義だ。
仕事ではニコンやハッセル使いなのだが、α900に興味があるとのこと。
新しいニコンのD3xは高すぎるし、ハッセルにデジタルパックを付けたくても
数百万円するのだそうだ。

しかし見た感じだけでも既にプロだなあ。
芸術家の顔ってあると思うのだ。





まずは次男のクラスが先にあり、それが終わってから長男だ。
待ってる間にも子供達の知り合いや、私の知り合いのパパやママが居る。
談笑したりして次男を待っている。

次男が終わり長男のスクールを待つ間、近所に散歩に行った。



神社にて。




2人のスクールが終わり、急いで家へ帰る。
つぎは長男のサッカーの練習だ。
とにかく長男は身体を動かすのが好きだ。

電車のホームでジョアを飲むのが次男の楽しみだ。



サッカーの格好に着替えて小学校へ。
早目についたら、まずは跳び箱の練習をしていた。
連続飛びに挑戦したり相変らずチャレンジする少年だ。




コーチが見せてくれた限定ボール。
サッカーボールも毎年デザインが変わったりする。
世界の公式戦で使われるデザインが子供用にも発売されるからだ。
きっと来年になれば新しいのが欲しくなるんだろうな。




今日の練習は、試合ではなく基礎練習で、後半にはリフティングのテストだ。









α900になって夜間の撮影が本当に楽になった。
暗くてもフォーカスが速いし、高感度のノイズも噂よりも
ずっと少ない。
暗くてもシャープな絵を出してくれるのが有り難い。





1年生はワンバウンドでリフティングしてもよいことになっている。
3位だったと喜んでいた。
高学年になれば100回ぐらいできる子もいるらしい。
長男もうまくなるだろうか?(剣玉はうまいけど。)





家への帰り道。
世間はすっかりクリスマスモードだ。






SONY α900、(昼)タムロンA09、(夜)AF100mm/F2.0
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ボルスタレス

2008-12-19 | 鉄道・バス
私のブログにはアクセス解析がついているので、どういう語句や単語で検索してきたかがわかる。
これを見るのは楽しい。

毎日のように表示される単語は、
・ボルスタレス、ボルスタレス台車
・α900、α300
・ドンケF6
・白壁整形
・初芳鮨

というもの。
α900はわかるのだが、ドンケで来てくれる方が多いのが驚き。
これはドンケについて書いてあるHPやブログが少ないことをも意味している。
白壁整形も同じだろう。あまり記述がない割りには、知りたい人は多いということだ。

初芳鮨は横浜は日ノ出町にある大きな鮨屋だ。
安くて旨い大衆鮨なので検索されるのだろう。

さて、一番多いのはボルスタレス台車だ。
近年の台車のほとんどはこの形式だ。
ただいろいろ問題も多いと「噂」「揶揄」されている技術だ。
それで検索が多いのだろう。
写真を見ればわかるのだが、重い車体と台車部分を介在しているのは
ゴム製の風船のような空気バネだけだ。
昔の台車も横から見れば同じように見えるのだが、実は車体と台車は
誰でも考えるように軸と芯皿とでつながっていた。
模型と同じで、軸を介在して台車は曲がるものだったのだ。
ボルスタレスは軸が無く(厳密には前後推進用のリンクはあるが)、ゴム風船(空気バネ)のたわみというか遊びというかで曲がるのだ。
すごい発想だ。
天才的発想と言ってもイイかもしれない。
以前は金属部品で台車と車体をつないでいたので、部品の磨耗やら、劣化にも対応しなければならないし、ゴリゴリとした感触や音も発生する。
カーブやポイント通過時にそういう音がするのが当たり前だった。

ところが、ボルスタレスならそういう介在部分がゴムと空気なので、
実に静かで、ふんわりした乗り心地なのだ。
大袈裟に例えてしまえば、ガチガチに固められたレース仕様車から
マジェスタに乗り換えたような違いだ。

ただ日常的にも感じられるのは、線路の状態が最良であれば、絹の上をすべるような乗り心地を得られるものの、線路の保守が悪いと、フワフワがアダになる。
以前は乗客は普通に立っていられたのだが、今は、カーブで予想外の揺れに戸惑い、ラッシュ時には乗客が雪崩のようになる場合が多い。
ラリー車や4駆で山道を走るのは怖くないが、マジェスタやキャデラックで林道を走ったら、酔いそうになるのと同じだ。
軸があった台車は揺れの予想も簡単だった。加減速時は縦方向、カーブ時は横方向だ。風船の場合は360度の揺れが可能なので、揺れの予想が人間の想定を超えてしまってる感じだ。
突然思わぬ方向にガクッと揺れて倒れそうになる。

そういう状況がわかってきたので、高速車両や高級車両(この場合グリーン車等)では、台車と車体の間にオイルダンパー(ヨーダンパ)を介在させている。
しっかり感を持たせているのだ。

有名な話としては、急カーブを120キロで爆走する京浜急行、総じて高速運転の阪急はボルスタレスを採用していない。
カーブと山間部を走る神戸電鉄も採用を見送っている。
そして、東京メトロの新車からは採用をやめてしまった。
メトロの件が多くの憶測を生んでいる。

ただし保線がすこぶる良く、運転も丁寧な小田急や西武に乗ると、
ボルスタレスの良さを感じることができる。
逆に、JRの高速運転ではあまりの挙動の迫力に驚く場合がある。
スリリングで決して嫌いではないのだが。
阪急ぐらい保線や線形も良く、運転が丁寧であればボルスタレスを採用しても
効果があるとも思えるのだが、さて。


SONY α900、タムロンA09
コメント (8)
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