
東武浅草を出発するとすぐに見えるもの。
スカイツリーだ。
東武が社運を賭けたとも言える世界一のタワー。
駅名も変えて世界中の人を呼び込む。
浅草が近いのは外国人にとって最も有り難い場所だ。

都営浅草線の車内でインド人っぽい外人から声をかけられた。
「浅草に行きたいのですが、この電車は浅草に行きますか?」
30分前の話だ。
りょうもう号の車内を撮っていたら、彼が居た。

館林を過ぎると、北関東の典型的な広大な風景になる。

写真は足利市を出発したあたり。
実は夢の中で館林以北の風景が気になっていたのだ。
想像とかけ離れた風景ではなく、もはや予想通りだったのだが、
ただ違っていたのは、足利市、太田といった停車駅が新幹線のような高架駅化されていたことだ。
途中でも何箇所かで高架になって大きな道路を跨いでいる。
クルマ社会を邪魔しないようにちゃんと整備されているのだ。
ちょっと驚いた。

両毛線?の車庫を跨いだ。
東武と両毛線は交差するが接続していない。
ここは不思議なところだ。
そして、車庫の構内に不思議な小さな列車があること。
これは何だろう?
一体ここはどこだ?
(どうも訓練センターのような感じ。)

いよいよ終点の赤城駅。
かなり前から上毛電鉄と並走する。
いや、その前はわたらせ渓谷鉄道と並走していた。
なんだかいろんな鉄道と絡む場所なのだ。
そして赤城駅構内にはこんな木造の小屋がある。
もはやジオラマでしか見られないような小屋だ。

りょうもう号の2本並び。

台車は名車デラックスロマンスカーの1700、1720系から流用している。
200系が流用車、250系がボルスタレスでVVVFインバータの新造車。
私が乗ってきたのは200系。
乗り心地は素晴らしかった。
我が国での最高峰だと言っても過言ではないだろう。
やはりミンデン式台車はすばらしい。


しばらくすると、普通電車もやってきた。
乗客はパラパラだ。


西桐生方面の電車。
元は京王井の頭線のステンプラカー。
水族館のような模様。
自転車を積み込むことができるので、ホームに自転車が居る。
薄緑色の電車が西桐生から折り返してくるのに乗車することになる。
(つづく)
SONY α900、Minolta AF APO TELE Zoom 100-300mm F4.5-5.6
SONY NEX-5/E18-55mm/F3.5-5.6 OSS
