次に八島湿原へ
ここも中学校か高校生の時に友人と来て以来だ。
その時はもっと狭かったような気がするし、誰も居なかったのだが、
かなり広く、人もそれなりに居た。

木道で一周するだけで1時間半ほどかかる。

白樺湖ファミリーランドへママと子供達をむかえに行く時間になった。
ビーナスラインで白樺湖に向かうがひどい渋滞。
いくらお盆休み中とは言え、動かなくなるのは考えられない。

しばらくノロノロ進むと、理由が判った。
事故渋滞だった。
交互通行なのだ。

母と義母を一旦ペンションに送り、一人で迎えに行く。
ペンションのある姫木平はエコーバレースキー場を中心とした別荘地だ。
写真はそのスキー場だが、このゲレンデは想い出のゲレンデだ。
私は25歳までスキーをしたことが無かった。
高校生まではスキーなんて別の世界のことだった。
大学生の頃はバンドばかりだし、髪の長い汚いバンドマンは
いかにもゲレンデには似合わない。
社会人になって髪も短く切り、25歳の時、職場の連中と初めていったのが
エコーバレーだ。
初めて板を履き、ボーゲンが何たるかも知らない私を、職場の連中は、
写真の上級者ゲレンデの頂上に着くリフトに乗せたのだった。
他に行き場が無いので、仕方なく、横移動を何十回もしながら途中のなだらかな
場所まで降りてきた。
その経験から、スキーはプロ級になることができた。
・・・と言うことは無く、ゲレンデではいつもBEERを飲むのを楽しみにしている。
あらかじめ雪の中にビールを隠しておくのだ。
快晴のゲレンデでのビールは格別だ!

ママと子供達を乗せて向かった先は、あらかじめペンションのオーナーから聞いていた「虫スポット」だ。
誰も知らない森を教えてくれるのだ。
確かに誰も来ないであろう狭い道の更に奥の林道だ。
写真の第一スポットはコナラの林。
残念ながらこのスポットでは発見できなかったが、美しい森だった。

夕方4時30分が狙い目だという。
ミヤマクワガタとコクワガタがいるのだそうだ。

次のスポットへ向かう。
稲が綺麗だ。
子供たちは疲れたのか二人とも熟睡してしまった。
次の場所は昼でも暗い、じめっとして入るのが怖いようなクヌギの森だ。
ママと子供をクルマに残し、一人で視察。
見た瞬間、ここは絶対に居ると思ったが、とても入れる森ではない。
下草が茂り、斜面もきつい。それにジメジメ感もすごく、怖いほど。
視察した私が車に戻り、「うーん、すごいクヌギの森だけど、子供も寝ちゃったし、やめようかな。」と言うと、とりあえず森を見てみたいという。
一緒に行ってみると、せっかくだから入ってみようと言うのだ。
二人で斜面を登った。
最初のほうの木に既にコクワガタが居た。まずは右手で取る。
近くにもあと二匹いた。左手で一匹。
森に入る気はなかったので籠は持っていない。
まだ一匹いたので女房が取ろうとすると木肌の中に隠れた。
奥のほうには蜜がいっぱい出ている木が見えたので、女房が行ってみる。
しかしすぐに戻ってきた。
ハチが居たからだ。
両手がふさがったまま、車に戻る。
最近我が家でブームのコクワガタが見つかったのでそれで十分だ。
ペンションのオーナーにも、子供にも顔が立つというものだ。
我々夫婦はエライ!
SONY α100、AF17-35mm/F2.8-4.0、タムロンA09