ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

海編ジオラマ制作 その4

2014-09-10 06:35:00 | 鉄道模型 ジオラマ制作
 海の制作は初挑戦です。 海になる部分には ティッシュペーパーを貼り付けてあります。 青と緑の水彩絵の具を ざっと塗りました。




 岩場に近い部分は 青の単色を まだらに塗り、深さを表現しました。




 KATOウッドランドシーニックス製 ) の リアリスティックウオーター を流し込みました。 周囲をテープで囲い、流出を防ぎます。
 リアリスティックウオーターは 冬季は粘度が高く、表面張力が働いて きれいに流れてくれません。 夏季は扱い易くなりました。
 と言うか、流れ過ぎて バラストの方まで濡れてしまいました。




 青い絵の具がラッカーに溶け込んだらしく、見苦しく シミになってしまいました。




 クリアブルー を塗ってみました。 見る見る、透明感のある 鮮やかな色調になっていきます。
 見苦しかったシミも、今ではキレイなグラデーションです。 下地がティッシュペーパーなので、その凹凸で さざ波になっています。




 深い部分は原液で筆塗り。 浅い部分は薄めて使いました。




 岩場の周辺は 深い青です。 後日、打ち寄せる白波を表現したいと思います。




 左から クリアラッカーリアリスティックウオーターグロスポリマー メディウムミスターカラー 薄め液
 リアリスティックウオーターは模型店で、グロスポリマー メディウムは 画材店で購入しました。 中身は一緒と思われます。
 リアリスティックウオーターは光沢が無いので、クリアラッカーを塗って仕上げます。 表面をツルツルにしておくと、ホコリの掃除が楽なのではと考えました。
 ミスターカラー 薄め液は、クリアブルーを薄めるのに使いました。 




 海の色が鮮やか過ぎて、陸地の処理に困ります。 昭和の街並みでも再現してみたいと思ったのですが、不似合ですかねー。。。


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海編ジオラマ制作 その3

2014-09-08 06:20:01 | 鉄道模型 ジオラマ制作
 迫力の乏しかった崖を 修正します。 小さくカットした スタイロフォーム を積み、グレインペイント で整形しました。




 もう少し積み上げたい気もしますが、着色作業があるので、高架橋とのすき間を残します。




 岩を つや消し黒に塗ってみました。 やたら 硬そうに見えます。




 ドライブラシ の要領で、グレーを塗っておきます。 立体感が出て、落ち着きました。




 砂浜の表現は 塗装だけで済まそうと思い、一度 薄茶色を塗ってみましたが、上手くいきませんでした。 で、明灰色のバラストを撒きました。




 KATOウッドランドシーニックス製 ) のバラストを使いました。 接着は 木工用ボンド を水で薄めたものを スポイトで垂らしました。 水の表面張力を消す為、中性洗剤を少量加えました。
 泡が立たない様 注意したつもりですが、気泡が入ってしまいました。 気泡は針でつついても消えません。 ティッシュペーパーで水を吸い取る方法が良いようです。
 気泡に気付かずに乾燥させたので、小さなクレーターがいっぱい出来ました。 無視します。。。


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海編ジオラマ制作 その2

2014-09-05 00:00:01 | 鉄道模型 ジオラマ制作
 海岸の一部に崖を作りたいので、スタイロフォーム を積み上げました。




 高架橋の裏側は なだらかな丘に仕上げます。




 私のジオラマ作りの定番にもなった、ティッシュペーパー貼り です。 地面も 海になる部分も、木工用ボンド水溶液 で ティッシュペーパーを重ね貼りします。




 つい勢いで、崖の部分まで ティッシュで覆ってしまいました。




 全体がすっかりティッシュで覆われました。 ベニヤ板が水を吸って変形しない様、おも石をのせて 乾燥を待ちます。 材料を 化粧ベニヤ にしておけば良かったです。




 とりあえず、地面を水彩絵の具で塗ってみました。 陸側の土地利用計画は まだ決まっていません。




 ガケの部分は 『 ガケ 』 と呼べるほどの迫力がありません。 後日 修正します。




 「 曲線と曲線のあいだに直線区間を設けることで、風景に表情が生まれる 」 というのは 私の持論です。 まだ その成果は感じられません ・・・。

 次は 気がかりな、海岸作りになります。。。


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海編ジオラマ制作 その1

2014-09-01 00:00:01 | 鉄道模型 ジオラマ制作
 910mm×450mmのベニヤ板をベースとして、海のあるジオラマを制作します。
 R 317mmの半円を 2本配した セクションレイアウトです。




 4mm厚のベニヤ板がたわまない様、いつもなら周囲を角材で補強するのですが、今回は部分的な補強しかできません。 手前側を海岸にするためです。
 奥側は 70mmの切欠きを作りました。




 カーブの途中に 99mmの直線レールを置きました。
 TOMIXレールのラインナップは 70mmの倍数ですが、99mmという端数レールが存在します。 140mmレールを 45°に傾けると、その移動距離は 縦に 99mm、横に 99mmです。
 また、99mmレールを 45°に傾けると、その移動距離は 縦 70mm、横 70mmになります。
 レイアウトベース奥側の切欠きが 70mmなのは その理由です。




 99mmの橋梁は市販品がありませんので、140mmのスルーガーターを カットして使用しました。




 橋脚の高さを詰めました。 ベニヤ板の 4mm分と、角材を加えた 14mm分です。
 接着面積が少ないので、ティッシュペーパーに接着剤を付けて丸めて 押し込みました。




 TOMIXPC水平橋脚 は高さ調整が簡単なので ありがたいです。




 今回は地面の整地などをする前に、線路を固定しておきました。。。


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秋編ジオラマ フォトギャラリー

2014-07-26 00:01:00 | 鉄道模型 ジオラマ制作
 秋編ジオラマの 完成写真を紹介します。
 部屋の照明のほか、ハロゲンライトを横から当てています。 秋の昼下がりのような、少しオレンジ色がかった色彩にしています。 背景は クリーム色の紙を使いました。




 約150本の樹木を植えてあります。 着色スポンジも 一粒ひと粒、枝に貼り付けました。 さすがに今回ばかりは、気合いを入れないと作業できませんでした。
 樹々の生命力を 表現することは出来たでしょうか。
 鉄橋を 3連続にせず、不連続にしたことで、線路と自然が調和してくれたと思っています。




 先日、テレビの 「 久米書店 」 という番組を見ていました。 絵画を鑑賞するのに適した距離は、30cm程とのことでした。 画家が絵筆を持って描く時の目の距離に合わせる事で、同じ視線で鑑賞できるのだそうです。
 鉄道模型も同じかなぁ と思います。



 これといって モチーフにした路線は無かったのですが、知人から 「 鳴子峡を連想できます 」 と言われました。

 長年、カメラを持ってローカル線を歩き回り、たどり着いたのが ジオラマ制作です。
 自分の想いのままに風景を作り、好きな車輌を並べて 写真を撮る。 そこには、時代も空間も 超越した風景が展開します。
 もう写せなくなってしまった列車だって、写せるのですから。
 なんて贅沢な 。。。



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秋編ジオラマ制作 その7

2014-07-22 22:53:05 | 鉄道模型 ジオラマ制作
 60cm × 30cmのジオラマ制作に 70本の樹木を準備して臨みました。 ボリューム不足なので 樹木を追加することにします。




 立木で列車が見えなくなってしまう危険もありますが、野原にして置くのも寂しい気がします。




 小さな小枝も含め、さらに 70本の紅葉を植えてみました。




 河原で遊ぶ鳥を表現するため、KATO動物セット を購入しました。




 ニワトリやカモの中に アヒルの様な白い鳥が複数含まれています。 短い足を切り落とし、3mmほどの足を付けて シラサギに見立てます。




 シラサギを浅瀬に立てようとしましたが、接着剤がのりません。 先日付けた モデリングウォーター がゼリー状になっており、接着剤を受け付けなくなっていました。
 モデリングウォーターを少しはがし、シラサギを遊ばせました。 アクセントになっていると思います。




 植林作業に多くの時間を要しましたが、秋編ジオラマの制作を終了いたします。。。


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本日、秋編ジオラマを納入しました

2014-07-19 23:08:43 | 鉄道模型 ジオラマ制作
 鉄道模型ジオラマの秋編が 完成しましたので、本日、前橋市児童文化センター http://www.city.maebashi.gunma.jp/kurashi/230/257/005/p010919.html ( 西片貝町 ・ こども公園内 ) に納入しました。




 昨年から一年かけて、四季のジオラマを作ってきました。 今回の秋編で完結となります。 ですが、展示スペースには まだまだ余裕があります。 今後の展開にも ご期待ください。




 試運転で キハ20 を走らせてみました。 秋編に似合う列車は、やはり 小編成の気動車のようです。
 ジオラマの完成画像は後日 紹介致します。。。


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秋編ジオラマ制作 その6

2014-06-08 00:01:00 | 鉄道模型 ジオラマ制作
 準備した 70本の樹木をすべて植え込みました。 ジオラマの奥行きが少ない分、背景との溶け込みに もの寂しさを感じます。 さらに 樹木の密度を上げたいです。




 浅瀬を表現するため、ドライブラシでグレーの塗料を置いてみました。




 浅瀬をもう少し立体的にするため、ワタ をちぎり、リアリスティックウォーター で貼り付けました。 リアリスティックウオーターは表面にツヤが無いので、接着剤を塗って 光沢を出しました。




 薬局で購入した ワタ。 1箱 100g入りで、川、海、雪景色、煙など、随分使えます。 中央は ウッドランドシーニックス の リアリスティックウォーター。 右は スプレーのり です。




 模型店で見つけた 光栄堂モデリングウォーター。 使い方は YouTube を参照してください。 これ1本で解決!

    光栄堂 モデリング・ウォーターの使い方
 

    光栄堂 モデリングウォーター説明
 




 川の中にバラストを少し撒き、モデリングウォーターをかけました。 生乾き時に つま楊枝で 表面にさざ波を付けました。 無色なので、写真では 光の加減で分かり難いです。




 上の線路の周辺は、風景がまとまってきました。




 あとは 下の線路周りをどうするかですねー。。。


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秋編ジオラマ制作 その5

2014-06-03 21:25:52 | 鉄道模型 ジオラマ制作
 ウッドランドシーニックスフォリッジ です。 紅葉を表現するため、赤、黄、明るいオレンジ、濃いオレンジ、茶の 5色を用意しました。




 例によって、電線をねじって 樹木を作ります。 今回は小振りなものを多く使います。




 で、小枝のような小さいものも含めて、70本用意しました。
 ゴールデンウイークからずっと作ってました。 目まいがすると言うか、木が ( 気が ) 遠くなる様な作業でした ・・・。




 フォリッジをちぎって枝に接着する際、スポンジの粉が大量に出ます。 その粉は、落ち葉や草として 重要な役目を果たします。 植林の前に地面に撒きます。
 接着には、スプレーのりや流し込み接着剤を使いました。 この作業も、目まいがするような作業でした。




 スタイロフォーム で岩を作ったのですが、流し込み接着剤 を塗ると 溶けてしまいました。 ジェル状の接着剤では問題なかったで、無警戒でした。
 流し込み接着剤は エナメル塗料も溶かしてしまう、強力な洗浄剤 ( ? ) です。




 こげ茶色の岩肌に オレンジ色が映えます。




 まずは 奥側だけ植樹してみました。




 奥側だけで 30本以上も使ってしまいました。 70本では足りそうにありません。 さらに 50本くらいは用意しないとです。
 また 目まいがします。。。


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秋編ジオラマ制作 その4改

2014-05-10 00:00:01 | 鉄道模型 ジオラマ制作
 「 さて、そろそろ植林作業の準備でもしてみようか ・・・」 と考えてみると、木を植える場所が少な過ぎることに気付きました。 なので 急きょ、川の埋め立て工事に入りました。
 写真の白い部分が工事か所になります。




 橋脚を岩で包みました。 鉄道施設を自然の中に溶け込ませてしまいます。




 せっかくなので、小石も並べてみます。 バラストも多めに盛りました。 例によって 水ぎわは、グレーのドライブラシで処理しました。
 岩が黒なのに 石の色は 白や黄色。 さらに砂利は グレー一色って ・・・。 不自然な取り合わせは どこかで調整しないと ・・・。 たとえば、草や木でその境界面を隠すとか ( ? )。




 まだまだ 川の面積が広すぎるかも知れません。 植樹作業の進行によっては、川の埋め立てが必要になりそうです。。。


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