ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

足尾線 追想写真 29

2010-02-03 06:10:58 | わたらせ渓谷鉄道
 足尾町 上の平地区より 上間藤 ・ 赤倉 ・ 本山地区を望む。 製錬所のある 足尾本山駅 を出発した上り貨物列車は 赤倉トンネル を抜け、南橋 ( なんきょう ) 地区を走行中。




 貨物扱いを行なっていた国鉄時代の写真には、構内に トキ25000 の姿を見ることが出来る。 周囲の山々に緑が少ないのは、製錬所から出されるガスが影響していたと言われている。
 左端に写っているのが 出川橋梁。 中央の水色の橋が 古河橋。 赤倉のバス停には 東武鉄道 の路線バスが停まっている。




 出川橋梁 越しに 足尾製錬所 ( 足尾本山駅 ) を望む。 製錬所から立ちのぼる水蒸気によって、赤倉 ・ 愛宕下地区は 独特のニオイの朝霧に包まれていた。
 現在は操業していないので、この独特の雰囲気を伝えることはできない。


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足尾線 追想写真 28

2010-02-02 06:24:30 | わたらせ渓谷鉄道
 現在は廃線になっている 間藤駅 - 足尾本山駅 間。 第二松木川橋梁を行く貨物列車。 海外から輸入した銅鉱石を 製錬所へと搬入する。


        

 銅山の東端にあたる 南橋地区を走る下り貨物列車。 独特の 荒涼とした景観。 赤倉地区より撮影。




 備前楯山 ( 足尾銅山 )。 今から400年前 ( 1610年 )、二人の農民がこの山から銅の鉱脈を発見し、以後、東洋一の銅山へと発展した。 二人の農民の功績をたたえ、二人の出身地である備前 ( 岡山県 ) を山名に冠した。
 現在は廃校になっている 本山小学校。 その前を、積荷を空にした貨物列車が 通り過ぎる。 小学校の左下に見える プールのような施設は 沈殿池。 つまり、鉱毒 を含んだ水が直接 川に流れ込まない様、鉱毒を沈殿させるためのプールである。 この施設は永久的に稼働し続ける事になっており、古河鉱業 の管理下にある。
 同様の施設は、中才浄水場簀子橋堆積場 などがある。




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足尾線 追想写真 27

2010-02-01 00:05:45 | わたらせ渓谷鉄道
 足尾駅 - 間藤駅間の 第一松木川橋梁。 奥に見えるのは、国道122号線の鉄橋。
 貨物列車のすぐ向こうにある歩道橋は、かつて足尾町内を走っていた ガソリンカー の専用鉄橋だったものです。




 田元地区の情景。 朝の空気の冷たさに 秋の訪れを感じます。




 田元地区を俯瞰で眺めます。 背後には 草も生えない荒涼とした山並みが広がります。


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