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権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

コーヒーのまるかじり

2008-05-06 17:07:43 | 日記・エッセイ・コラム

今回のタイトルは「東海林さだお」さんのパクリです。(ついでに文体も)
5月3日土曜の昼下がり、買い物のついでに少々の時間調整のために喫茶店でコーヒーを飲んだ。 名前は「コロラド」とどこにでもある名前。何となく昭和の雰囲気をもつ場末の喫茶店。労務者風の人たちがランチにピラフとコーヒーを注文するような、禁煙などとは無縁な場末の喫茶店、厨房(といってもカウンタの奥の流し)でレタスをせっせと洗っている愛想の悪い店のおばさん、どこから見ても場末の喫茶店そのもの。ところがコーヒーは一応サイホンらしきもので沸かし、それをカップに注いで持ってくる。 サイホンに3割くらい残っていて何となく恨めしい気分で店のおばさんを見るがもちろんおばさんはそんなのは無視してこちらへ無言で運んでくる。これを砂糖とミルクを垂らして一口飲んでみた。
とととと、これが実に旨いコーヒーで、期待したのがドトールかスターバックス並の味なので予想外の味と香りで久々に本格的なコーヒーを堪能して幸せな気分になった。
以前有楽町で500円のコーヒーを注文してその香りと味にえらく関心した覚えがあるが、それ以来の味と香りを彷彿させその記憶から500円の出費を覚悟した。が勘定をすると420円で、80円儲けた気分にしてくれた。
ドトールは喫煙可と安いコーヒーなので味と香りは我慢我慢で納得なのだが、スターバックスは高い不味い(あくまでも個人的な主観)のに結構客が入っているので実に不思議だと思う。そもそもアメリカ人の舌が選んだコーヒーなんて旨い訳が無いと思うし、他のシアトル系の珈琲もイロイロとあるがどれも似たようなもんで、日本人の舌もアメリカ人みたいになっているのかもしれないなどと思う、不幸なことだ。

コメント
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