権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「七人の侍」と「天地人」

2009-02-09 20:46:55 | 映画

土曜の夜にTVで「七人の侍」を見た。
相変わらずの名作で見るたびに関心する。 今回は約2時間見て満足して就寝。
この映画の凄さは画面の隅々、出ているエキストラまでもが主役であるかの様な存在感を感じさせる所だろう、つまり手抜きが無い。
この様な映画はワイラーの「ベン・ハー」位のものだろうと思う、ともに演出の冴えも飛びっ切り。

さて、「天地人」はNHKの大河で造りがどうも甘い、大体が大河の前半は主人公の青春時代を描くこともあってか作りがゾンザイ。 先週なぞは途中でチャンネルを変えたくらいだ。
ただ、兼信役と景勝役は非常に宜しい。このドラマが佳境に入るのは5月以降だろう。
そもそもNHKの連ドラと黒澤の傑作とを比較する事自体がナンセンスなのだが。

大分前(多分20年位か)にTVドラマで「関ケ原=司馬遼太郎」と言うのががあった。
この時の直江兼継は細川俊之、その書状を見て腹を立てる家康に森繁久弥、直江と気脈を通じる石田三成を加藤剛、その石田に与力する大谷刑部吉継に高橋幸治、三成の復臣の島左近に三船敏郎等々、錚々たる配役でこれは見事な歴史ドラマだった。
(以上は記憶なので間違いあったら御免)

コメント
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