子供の頃、多分小学生の頃、プロ野球中継(もちろん巨人戦)の雨天中止の裏で「空の大怪獣ラドン」とあり、野球の雨天中止を心から願ったことがあった。
その日は朝から雨、いよいよラドンが見れるとわくわくした所が野球を放映していた。故郷の静岡県東部は雨だけど東京は野球が出来るほどの天気だった、が、この時以来「プロ野球=巨人」を天敵の様に恨む様になった。
この後、「ラドン」はTV局の配慮で正月の放映で見ることが出来た。後にビデオ時代到来の折には輸出仕様「RODAN:ローダン」なる英語吹き替え版を入手してコレクションとした。
今見ればミニュチュア多用の東宝特撮で、今様のCGとは比べ様が無い程の迫力があるが、チャチと片付ける人もいるだろう。
その出来事以来「巨人」は天敵の様な存在になり、1974年(昭和49年)に与那嶺監督率いる「中日ドラゴンズ」がV10を阻止して優勝、なぜかそれ以降は熱狂的な中日ファンとなり今日に至る。
「大巨人軍」はこの後も「江川事件」やら「FAによる強奪4番コレクション」を作ったりとか恥知らずのやりたい放題の結果に没落して今日に至っている。
さて、ここ2週間の中日ドラゴンズの試合っぷりは相当悲惨で、今オールスターの中休みで試合が無いことがなによりの精神的な養生となっている、情けないとは思う。
そんなこんなで今年もどうなることやら。