今週、録画で「ロシアより愛を込めて」「ゴールドフィンガー」を久々に見た。
ショーン・コネリー=007のスパイ物のハシリ。 これに負けじと0011ナポレオン・ソロとかスパイ大作戦とかのスパイ物の大繁盛となった。
さて、前述の2本、、未だ007シリーズがSFファンタジーになる前の作品で、スパイ物の面白さが満載。秘密兵器もいろいろと登場するが、たんなる小道具で我慢できるレベル。(昔映画館で見た時はこの点ものたりなかったが)
「ロシア~」はロバート・ショーが最高にかっこいい、他に知ってる俳優はいない。
,
,
,
このシリーズはイアン・フレミングの原作の方が圧倒的に面白いが、いまや読む人などいないだろう。
「ドクターノウ」:けっこう地味な設定と進行で映画化時には「007は殺しの番号」
「ロシアより愛を込めて」:これは傑作だった、映画にもその片鱗が。
「ゴールド・フィンガー」:表紙の金粉美女にわくわくしながら読んだ覚えがある
「サンダーボール作戦」:スケールの大きさが面白かった。映画では潜水艇が出てきたが、原作は普通のスキューバダイビング。 ショーコネリー主演でリメークされた「ネバーセイネバーアゲイン」がほぼ原作に忠実。
「007は二度死ぬ」:ボンドが日本に来て俳句を作る「人生は二度ある、生まれた時と死ぬ時」、これがタイトルのゆえん。映画ではここからSFへの道をひた走ることになる。
ということでボンドシリーズは好きだったが、映画はちょっとねぇ。
なお、イアン・フレミングと双璧をなしたアリステア・マクリーン 、こちらもいつか。