権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「花見のあだ討ち」

2012-04-13 06:54:22 | 日記・エッセイ・コラム

P4130001_1024P4130002_1024古典落語は「花見」を舞台した話がいろいろとあって、江戸時代から花見が日本のこの季節の丼ちゃん騒ぎとして認められてきた様だ。
有名なのは「長屋の花見」、で、この「花見のあだ討ち」もなかなか面白い。
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P4130002aストーリはこんなの。

「花見の趣向で仇討ちの芝居をやって受けようじゃねえか、筋書きはこうだ。
二人の巡礼が上野の山で親の仇に出会って「やあ珍らしや、お主は親の仇、尋常に勝負しろ」「何をこしゃくな、返り討ちだ」と仇討ちの果し合いを始める。
競り合っているところへ、六部が仲裁に入り、お芝居だったと明かすって寸法だ。」
四人が夫々、敵役の浪人、巡礼二人、六部の役に別れて、現場で落ち合うことにした。

ところがこんな具合に進行せずにあちこちで誤解が生じてどたばたするのが落語。

この地では未だ桜が5部、やはり関東平地よりは1週間は遅れているか。
そして中日ドラゴンズの桜は散りそうで、気が気では無い。

コメント (2)
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