この暮れから正月に掛けては力作映画のメジロ押し、で、以前より気になっていた「ゴ―ン・ガール」を昨晩観た。
何しろ連休最後の日曜日、それも時刻は21:00、広い館内に5人程のがらがらでユッタリと見ることが出来た。
さて、映画の中身は一級品のサスペンスで、21世紀のヒチコック映画はこんなもんかと感心、劇場に足を運んだかいのあった映画。
2時間半の長尺を全然感じる事無く、ぐいぐいと引き込まれ、ヒチコックの「ダイヤルMを回せ」 とかワイラーの「コレクター」とかを彷彿させる
展開が続いて”あっと驚く結幕”。
また出てくる役者陣がみな良い。
本作の監督(デビッド・フィンチャ―)は傑作「セブン」を撮った人で、いまだにこの映画「セブン」はサスペンス映画のMyBest。
残念ながらこの「セブン」は超えられない。
こういう良く出来たサスペンスとか長尺な奴はDVDで見ても良さは半減するだろう、やはり映画館に限る。