本日新型機(Lenovo)にメモリを増設してMain Memoryは計8GByte、とうとう完結した。
先日はメモリ増設に失敗し(Dellのメモリをlenovoに移植)、その原因をいろいろと調べた結果ややこしい事実が判明した。
まずは次の二つのメモリの仕様を比較してほしい。
[Dell] Transcend PC3-10600(DDR3-1333) 8GB KIT(4GB×2) JM1333KSN-8GK
(こちらは以前のDellに搭載されていた8G=4GX2)
[Lenovo] Transcend PC3L-12800(DDR3L-1600) 4GB 1.35V (低電圧) - 1.5V 両対応 204pin SO-DIMM TS512MSK64W6H
(今回lenovoに搭載した増設4G)
左:Dell 右:Lenovo(新型機)
ポイントは”DDR3”と”DDR3L” の”L"の違いで、新型(Lenovo) は省エネ設計で1.35Vでメモリを駆動、1.5Vのメモリ(Dell用:旧型)は動作しなかったという次第。 形状も同じならコネクタも同じ、実に紛らわしい顛末だった。
こんなことも知らずにPCをばらすとかHDDを換装するとか、実に良い度胸というか蛮勇と言うべきか。
因みに電源電圧を1.5V→1.35Vにすると電力は約20%削減される。(細かい計算は省略)
更には”DDR3U”と言うのもあって駆動電圧1.25V、電力は30%も削減される、こんな電圧でも論理回路として動作するところにえらく関心する。
昔は5v±0.5Vと決まって居たもんだったが。
なお、HDDをSSDに換装してメモリ8GByteの我が新型機は、尊い犠牲の上に(Dellの屍を越えて)最高の使い心地となった。