面白い映画(ゴールド/金塊の行方)だった、まさに現代の錬金術を描いたもの。
さてこの映画、一番の見どころは主演のマシュー・マコノヒーの演技、冴えない風体の中年の親父これがヘビースモーカで年中マルボローらしきたばこを加えている。
おまけに禿頭で太鼓腹、大酒飲みでこれまた年中酔っぱらって自堕落、これをスマートなマコノヒーが演じてるのがミソ。
(直近の映画では「インターステラー(過去記事)」、「U571」、「評決のとき」等々で主演の二枚目役者なんだけれども)
<物語>
1980年代、アメリカ。父から採掘会社ワショ―社を受け継いだケニー・ウェルスだったが、業績も株価も低迷し、銀行や投資家にも相手にされず倒産寸前に。そんな時、たまたま見た夢に突き動かされ、インドネシアへと向かったケニー。地質学者のマイケル・アコスタをパートナーに迎えると、2人で山奥へと分け入り金脈探しを開始する。やがてケニーの執念が実り、ついに巨大な金脈を掘り当てることに成功する。そのニュースは瞬く間にウォール街を駆け巡り、ワショ―社は奇跡的なV字回復を遂げ、一夜にして巨万の富と名声を手に入れたケニーだったが…。
(出展:全洋画オンライン)
この映画は比較的マイナーな扱いで夜の映画館はガラガラ、予告編でCGを駆使したお子様ランチみたいなのを2、3本見せられた後だけに余計に面白く感じたのかもしれない。
映画『ゴールド/金塊の行方』予告編