横溝正史&市川崑&角川の「犬神家の一族」「悪魔の手毬歌」「獄門島」「女王蜂」の4作を観た感想。
時を経る毎に悪乗りして質が落ちた、多分製作者が余計な口出しをしたかもなどと推測する。
と言うのも後の角川映画の安ぽっさがじわじわ滲んでる様な感じさえする。
「犬神家の一族」は色の見事さや演出や展開等々さすが市川崑監督、ヒチコック映画に匹敵するなどとえらく関心したもんだった。
ここらへんが続編を続ける度に質が上がるハリウッド映画と邦画の差かも知れない、それとも観客の質の問題か。
横溝正史は小説にも嵌って、これが縁で一時は「宝石」を読んでいた時もあった。そんなこともあって原作と重厚さと乖離して行くこのシリーズは少々残念。
なお「本陣殺人事件」に感動して高木彬光の「刺青殺人事件」に行き、高木彬光の信者になった過去もある。
丁度SF命から推理小説命に転向した頃のこと、当時は1冊/週読んでたもんだけど今じゃ1冊未満/年。
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