久々に面白い潜水艦映画を観た、やはりこのジャンルは名作映画が多い。(邦画は除く)
「ウルフズ・コール」、この映画はかつてのルメットの傑作「未知への飛行」の潜水艦版、翻案物といっても良いくらい。
〔内容〕
“黄金の耳”と呼ばれる人並外れた聴覚でフランス軍の潜水艦で特殊分析官として活躍するシャンテレッドだったが、ある時まるで“狼の歌”のよな初めて聞く音の識別に失敗し重大な危機を招いてしまう。その後、独自に“狼の歌”の調査に乗り出しそれがソ連時代の最新鋭潜水艦ということを突き止める。
そしてそんな時に弾道ミサイルがベーリング海からフランスに向けて発射され、フランス海軍原潜に報復作戦が指令されることとなった。
なお「未知への飛行」の様なドラマチックなデスカッション・ドラマでは無いが、これはこれで面白い。
なおフランスのアクション映画ながら知ってる役者さんは居ない、それが新鮮だったかも。
この映画でも分かることだが「核兵器」なんてのは地球滅亡への片道切符でしかない、そんな切符手にしたところで滅亡に加担するだけ。
ということで最近真面目に議論!議論!と言っているトンデモ政治家やら知識人やらが居るのが困ったもんだ。
映画『ウルフズ・コール』予告編