この休日は呉の大和ミュージアムに連れだって行く予定が相方の都合で2週間の順延。
そしてこの休日は「神父ブラウン」にどっぷり漬かってシーズン4に到達した。
このシリーズでは神父を快く思わない無能な警部補が常連でS2-S3のサリバン警部補はイヤミな感じが満載でなかなか良かった。
うれしい事にアマプラでS8まで楽しめることが分かった。
シーズン2は謎解きにデンデン返しを二つ位重ねてより強力になったような気がするが、シーズン1の様なささいな事件の方が田舎町の事件としてふさわしいと思うが。
なおシーズン3ではMI5まで登場、これも「刑事フォイル」などと傾向が似ていてスケールがだんだんと大きくなっている。
でも田舎町(村?)の神父が扱う事件なんだからと思ってしまうし、こんな閉じた狭い世間で次から次へと殺人事件が起きるのも”何だかなぁ”って。
このことは敵対する警察の警部補に「なんでいつも殺人現場に神父がいるのか?」などと言わせている、脚本家もそこらへんはわきまえているようだ。
さてシーズン2で印象的で最も面白い会話、神父の出しゃばりを快く思っていないサリバン警部補がとある事件現場で出くわす。会話。
「素人が口出しをするな、捜査は専門家に任せておけ」
「タイタニックは専門家が作ったが、箱舟を作ったのは素人だ」
これには思わず”上手い”と、たしかにノアは建築家でも造船技師でも無かった。
話が進むに従って神父の頑固さ出ている様な気がするし、事件の終わり方もわざと真犯人の逃亡を助けたりと視聴者を意識したものになっている。
シーズン1のポーランド避難民のスージーが2で突然いなくなったのは少し寂しい限り、どうも神父、秘書氏、レディ・フェリシア、運転手シドと警部補の5人を軸にドラマを進める様だ。
ブラウン神父の事件簿 トレーラー