前から考えていてなかなか手が付かなかった干物造り、ようやく手を付けた。
先ずはビンチョウマグロの干物。
この魚はそれほど旨い魚ではないが干物ならと、目標は「崎陽軒のシューマイ弁当」の一品のマグロの照り焼き。
残念ながら生姜が邪魔したのと塩味が少し足りなくて「崎陽軒の弁当」には届かなかったが、まぁまぁの味。味は醤油と酒と生姜のみ。
次はメカジキの干物。
味付けは醤油:酒:ミリン=1:1:1.
こちらは非常用食料で未だ味見していないが見栄えは最高にいい、この楽しみは後に取っておこう。
最後は鶏胸肉の燻製。
何しろ塊肉が260g-約200円と滅法安い、これこそ手のカケガイのある材料。
胸肉を適当に切り分けて、塩ゆでして黒コショウを掛けて、夏日で5時間干す。
そして燻製に。
見栄えは良いが、塩気が足りなくて少々鶏臭い、でも安い材料でそれなりの味になっていて、ビールのつまみとかなら十分だと思う。
この材料はいろいろ手を変えて今後も試してみたい、これこそが安い材料を手間暇掛けて旨い物に化かす、という男の料理の真骨頂の様な気がする。
と言うことで何やかやで有意義な一日を過ごした。
細君のいない夏休み、掃除とか洗濯とかいろいろと面倒くさいが、こんなことが口を挟まれずに出来るからそれほど悪いものでも無い。
そいえば釣りの師匠と連絡が取れて無事生存しているとのこと、盆明けには三浦への釣行の話が決まった楽しみなことだ。
次は外道魚料理でも。
でも金を掛けずに時間を掛けて、更には実用的と願ったり適ったりの趣味です。
ゴルフで人のショットの失敗をひたすら念じるよりは精神衛生上も良いし。