久々に本を買って読んだ。
先日ユーチューブ番組を観ていて紹介された本をすぐさまポチッとして買った、そして仕事の合間(例の展示会のブースの裏側で)と通勤電車で読了。
これがなかなか怖い本だった。
いわゆる「原発問題」をマスコミ界、政治世界、官僚世界、受入れ自治体、被災民といろいろな方面から取材を重ねて、原発の危険性を訴えている。賛否両論があるテーマながら一つだけ言える事は「無責任な人達」に扱わせては絶対にいけない技術であるということ。
この先何十年か何百年か後に放射性物質(核廃棄物)の処理方法が確立するかもしれないが、それまでたまり続けるゴミ極めて危険なゴミは置いておくだけで大きな危険とコストが嵩むとんでもない代物、それが良く理解できる内容。
さて前回読んだのはいつの事かと思いきや、一昨年(2022年)10月、それ以来。
昔は勤め帰りに本屋に寄って面白ければすぐにでも買って2冊/週位のペースで読んだもんだった、そして気に入った作家はとことん付き合ったもんだった。やはり眼鏡を掛けなければ細かい文字が読めなくなってからはペースがガクンと落ちて今じゃ年1冊くらいのペース。
これまで嵌った作家は、SFならばウェルズ、ベルヌ、アシモフ、クラーク、ウェルズ、ベルヌ、小松左京、星真一、横田じゅんや、他大勢、国内作家は高木彬光、松本清張、森村誠一、横溝正史、海外物ならばI・フレミング、A・マクリーン、F・フォーサイス、トム・クランシー、C・カッスラー、A・ヘイリー、J・ヒギンズ、あ~記憶力も大分落ちた、それに何のテーマ性も無く流行り物をひたすら読んでいたのが分かる。
その昔「どてらい男」(花登 筺)を職場で回し読みしていた頃、最終巻が出た時には買ってきたは良いが先輩から「早く読んで回せ!」とせっつかれて机の引き出しを開けてこそっと読んだ覚えがある、新書版で2時間位で読める内容だった。良い時代だった。
今は本が売れない時代だそうで、個人経営の本屋さんはほとんど絶滅したが感がある、近頃は寄る機会が無いから特に感じる。
そういえば神田駅の近くで「早川書房」の本社?らしきビルを見つけた、昔お世話になった出版社なので残っていたことに感謝。
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