本日は西日暮里から一駅の町屋と言うところで「立川流三昧の会」なる落語会に行ってきた。
真福寺から始まった落語道、前回は浅草東洋館(昨年8月)で本日ので3回目とのこと。
約300名収容のホールがほぼ埋まっていたので結構な盛況だったと思う、それに噺家3人の芸に結構しびれた。
今回は前座が女性で、その名が立川談声(だんせい)と言うことで、のっけから笑わしてくれた。
前座:立川談声
「てんしき」、なかなか面白おかしく演じてくれて先が楽しみ。
雲水師:「宗論」
この噺の若旦那は宗教に凝り固まって、業を煮やした旦那と若旦那が宗教談義をする噺で、初めて聞いた。
この師匠らしく今風のクスグリを入れて結構笑わせえてくれたし、’言葉の遊び’を堪能した。
龍志師:「花見の仇討ち」
こんな所で季節を感じるのも良いもんだと。笑うよりも聞き入るタイプの噺家。
志遊師匠:「富九」トリ
この噺は酒で客をしくじった太鼓持ちがナケナシの一分で知り合いから富くじを買って、それが1番クジとなるものの、
その富札を長屋の火事で失くしてしまう。
やはりトリはトリ。
生でじっくり聞くと、4人がそれぞれの役どころを演じて何やかやでトリを引き立てる様なお題選びやら演出をしているのが良く分かる。
こういう所がナマのだいご味かも知れない。
この三人が交代でトリを務めるそうで、今後もこの会は追いかけようかなどと思う。
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