権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「赤ひげ」

2019-03-30 08:01:17 | 映画

赤ひげ」恥ずかしながら昨日初めて観た。
誠に見事な映画で、山本周五郎の人情噺を見事なまでに映像化、これが黒沢明かと疑う作風。
いろいろと感心した点があるが一番の驚きは「加山雄三」、これほどの役者とは思わなかった、興行成績狙いでの起用だったかもしれないが監督が見事に使い切った様に思う。
物語に織り込まれたエピソード群の数々のメインとなる役者、山崎務、香川京子、二木てるみ、誰もが迫真の演技で画面の作り込みも見事。
これまで名画座に掛かっていたろうけども跨いでいたのが悔やまれるが、民放の放映でズタズタにカットされた代物を見なかったことはラッキーだった。

〔物語〕
 江戸時代の小石川養生所を舞台に、そこを訪れる庶民の人生模様と通称赤ひげと呼ばれる所長と青年医師の心の交流を描く。長崎で和蘭陀医学を学んだ青年・保本登は、医師見習いとして小石川養生所に住み込むことになる。養生所の貧乏くささとひげを生やし無骨な所長・赤ひげに好感を持てない保本は養生所の禁を犯して破門されることさえ望んでいた。しかし、赤ひげの診断と医療技術の確かさを知り、また彼を頼る貧乏な人々の姿に次第に心を動かされていくのだった……。(出典:全洋画オンライン)

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