権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

「3時10分、決断のとき」

2022-11-10 10:07:46 | 映画

この所の「ひかりTVおじゃん」で録溜しといてた「3時10分、決断のとき」を見始めたら、ぐいぐい引き込まれてしまった。
お尋ね者と地味ながら勇気ある農夫との絡み合いに親子の情愛まで加えて見事な出来栄え、クリスチャン・ベイルとラッセル・クロウと言う当代大御所出演だけのことはある。
我々が目にするカーボーイ映画はほとんどが大農場主と雇われカーボーイとガンマンで成り立っている様なのが多いが、この映画は地道に暮らす農夫一家がリアルに描かれていて、捕縛された無法者ガンマンを護送するという筋立ても地味、それでも2時間引っ張る面白さがある。
護送する中の探偵役がピーター・フォンダ、どこかで見た顔だと思ったが当時は気が付かなかった。老けた。
〔内容〕
 アリゾナでは、ベン・ウェイド率いる強盗一味による駅馬車襲撃が横行していた。しがない牧場主のダンは、ある時その一部始終を目撃するが、自分のことで手一杯のため凶行を食い止めることが出来ないでいた。やがて、ベンが町の酒場にいる頃、保安官はダンから一連の報せを受け、ついにベンを逮捕する。しかし、ベンの手下に気付かれないよう刑務所のあるユマまで護送する必要があった。そこで、保安官の代わりにダンら2人の一般人がベンの護送を務めることに。だが、ユマ行きの汽車が発車する3時10分まではまだ2時間もある。その間、一味との駆け引きや妻との対面を経て、ダンの護送役への意気込みは揺らぎ始めてしまうのだが…。
(出典:全洋画オンライン)

ラッセル・クロウは結構好きな役者で、初めて見たのは「L.A.コンフィデンシャル」、この映画もケビン・スペーシーとかガイ・ピアースとかが出演した傑作映画だった。
しかしこういう西部劇を見ていると、この当時のアメリカ西部は普通の生活者はとても生きていけそうもない物騒な社会だと思われ、とてもここで生活する気になれない。


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