アマプラでブラっと見た「オーダー」、これがなかなか面白かった。
「セブン」を超えるかとの期待もあったが、それほどの出来ではないが、壮年になったジュード・ロウがなかなか魅力的で、これだけでも良かったと思う。
〔内容〕
オレゴンの田舎(多分)に赴任したFBI捜査官が、失踪事件から殺人事件に遭遇し、現地警察の協力を得て捜査を担当することになる。その過程で、現地で勢力を張るネオナチ組織とその分派に焦点を絞って行き、分派活動の若いリーダが主犯であることを突き止める。
その分派活動は"The Order"という名前で、銀行襲撃等で得た潤沢な資金で大掛かりなテロを企てていた。FBIの捜査網が狭まる中で、オーダーとの対決が進行して行く、、、、
前半は「セブン」を彷彿させる不気味さみたいなものが漂うが、後半はFBIが「オーダー」を追い詰めてゆくアクション・シーンがやたら多く、ここら辺が少々不満。
ところがそれを補って余りある位に主演のジュード・ロウが見事で、ついつい引き込まれてしまった。
この映画は本邦では劇場公開は無くアマプラでの配信のみらしい。
ジュード・ロウは超のつくイケ面俳優だったが、見事に化けてくれた。
印象に残った映画は「ロード・トゥ・パーテション」「スターリングラード」「シャーロック・ホームズ」等々。