おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

初うまで寝午

2007-02-05 08:26:52 | Weblog
少しかけ始めた大きな月が西の竹やぶの上に出ていた。
空は澄み渡り風さえ凍ってササ葉が乾いた擦れ合う音を出して東のほうがやや明るくなっている。
外に車を止めてあって朝は霜で凍り付いていて暖気運転を長くしなければならないと考えて早く出たつもりだったがそれでも17分掛かってしまった。
冷えた車の中でフロントガラスのしもがが溶け出すのを待っていたがあまりの寒さに又布団の中に戻って待っていようかと思うほどだった。
それも面倒なので厚めのカーデガンを上に引きずり上げて一番冷たくて我慢できないとこの耳と毛の薄くなった頭に持ってきた。
背中や腹は出ているけどこういう時は厚い脂肪が守ってくれているから我慢できないほどでもなかった。
トンネルを抜けると車は東を向き先ほどより明るくなった東の空が流れの薄くなった魚野川の川面に映っている。流れの速いせせらぎと水の減った河原だけが黒く、雪面もなんとなく空の薄い茜色を感じる。
道路の温度計はマイナス6度できっとこの冬一番の冷え込みかもしれない。除雪隊の支度が出来、マキ婆のバスが来る頃なので迎えに行った。
歩道はところどころ氷が張って転ぶまいとするマキ婆が太極拳のようなソウルを逆光の中で踊っていた。
日めくりカレンダーを見ながら今日は初午だねーといい指を折りながら寝午だから今年は豊作といっていたけどなぜ寝午なのかわからなかった。
マキ婆教授によると5日まで指が折ってあり寝ているから寝午で、6日から指を起こすからね午じゃないとの講義でそれ以上一杯質問があったがあまりなぜを言うと講義に熱が入ってお茶が冷めてしまうのでやめてしまった。
空の水色が燃えているような天気。
星野さんの娘さんがアメリカの雪国で北に位置するところは日照がきわめて低いのでうつ病の比率が極めて高いと言って、療法で効果があるのは常夏のハワイに行くのが一番良いと教えてくれたことが実感できる。
今日は晴れたからピザ窯の薪を準備したり、昨晩急に明日春の飲み会をやることにしたので少しばかり料理を考えておく。
山川の素材を集めたり魚野川を盛り立てている人たちでのんべつりの会が主催。
のんべつりの会でも飲まない人もいる。

もしこのブログを読んでいる方で参加ご希望の方は歓迎します。
場所 味乃屋魚野川 18時30分開始 5時30分頃から練習開始 北堀之内駅まで送迎あり(帰りは自力送迎かも)会費4000円

コメント (2)
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