おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

いつも見る夢

2007-02-09 08:15:14 | Weblog
夜半から雨がトタン屋根を鳴らしている。
それと一緒に娘も何かごそごそ動き回ってなかなか良く寝れないでいたら又いつもの小川が出てきた。
この前は魚だったが今日は大きな一抱えもあるどちらかと言えばこめつきかにに似ている。
雄雌ともいて下り始めたのでつめを押さえて捕まえた。
ほかにも誰かがいて捕まえていた。
見たことも無い新種のかになのでどこか研究機関に連絡しょうと思ってたら大勢集まった人たちが茹でて食べてしまっていた。
その辺で目が覚めたら又抜け出して体が冷え切っていた。
いつも寒くて寝ていると魚取の夢を見るみたいだ。
今は見なくなったが学校に行くと自分の席が無かったりどうしてもいけない夢があった。
それを見なくなったのは年をとって人生のあきらめが心を占めているのではないかと思っている。
ほんとは恋をしたり別の意味で夢多き人間にならなければ店の魅力を考えられないような枯れ木人間になってしまう。
そんな気持ちと売り上げが伸びず娘に振り回されている現状に気持ちは沈んでいる。
年配のお客さんがとっても美味しかったよと言ってくれる言葉は心の救いになっている。
工務店の棟梁たちの仲間が奥さん同伴でやってきた。
その前に娘と出かけあまり眠いので車から降りずに寝ていたら体が冷え横腹が痛くなってきた。
その上もう長い付き合いの長谷川さんが亡くなり今日お通夜であることを2時頃知らされた。
横浜の鶴見区が会場なので新幹線に乗れば6時から始まる通夜に間に合うかなど考えたのも影響している。
結局仲間が電報にしょうといってたのでそれに合わせた。
横になっていたら温まってきてそのまま寝込んでしまった。
料理はほとんど出来ているので顔を出さないでいたら呼びにこられて生ハムが食べたいと言っているよと言われた。
どうも乗り気が無く顔を出したくなかったがそれでは失礼に当たるのと店で一番年代ものの赤ワインを飲んだと言っていたので挨拶を兼ねてチーズを6-7種類持っていった。
もっといいワインがあったのだけれどと言ったらそれもくれと言われた。
荒川のフナの甘露煮も付け合せの磯谷さんに頂いた山葵の芽の梅酢漬けも、ほうれん草とふきのとうの胡麻和えも、そしてせり炒めもみんな食べてどこかの社長さんがこんなに食べたのは初めてと言って旨かったと言ってくれた。
棟梁もみんな良く食べてワインは好きじゃなかったけどチーズと一緒に飲んだら旨かったと言った。
うれしくて叔父が作った原種で野生の辛味大根と磯谷さんの生山葵をすって十割手打ちそばの薬味に出した。
そしたら先ほどの社長さんはチーズに生山葵を付けたり、辛味大根と一緒に食べ新しい世界を発見したと喜んでいたので今度別のお客さんの時も自分で考案したような顔をして提供しょう。
何せパクリノガクなのだ。
ワインが好評なのは数あるボルドーのシャトーから僕たちに合った最高なものを集めてくれた道上爺のお陰。
彼はオランダの柔道の金メダリストヘイシンクを育てた先生だった。
先生の葬儀にも顔を出せなかったけど。
ほとんどの人たちが店を作るとき関わってくれた人だった。
施設から父が風邪気味になって熱とたんが絡むようになってきたと連絡があった。
妹が差し入れた暖かい下着を届けなかったからかもしれない。
コメント
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