おれはここで生きている

■味乃家 魚野川■新潟県魚沼市下島70-1 定休日 水曜日
死ぬまで生きる のらりくらりのなんでもありのガクさん

吹雪に磨かれて

2010-02-06 23:46:30 | Weblog
新潟の次はこちらと大雪を覚悟してたが、昨日のお昼過ぎの積雪はこたえた。
朝までどれぐらい積もるのだろうとあきらめと不安に布団に入って目をつむったら目が回った。
どうも調子が悪いと思ったがそのまま寝た。
夜中に風の音が聞こえ、眠りながらこれで雪が少し収まると感じた。
除雪隊はマックス。
目玉焼きにソーセージ、新巻鮭とキャベツと、みそ汁は南蛮海老の頭と大根。
その他5-6品のおかず。
前の仏事のゴマ豆腐と天ぷらを余計作りすぎたのも出したら誰かがみな食べて空になっていた。
明るくなり始める前は青白い吹雪がゴーゴーとなってた。
タイヤで除雪するが粉雪で視界と体温が奪われる。
周りの山々は風が通ると雪煙あげて、大沢川や雪原は一瞬の強風に飲み込まれてしまっていた。
粉雪のシャワーを浴びてまるで滝に打たれる寒修行のよう。
削り取られた雪、凍てつく景色は顔面の痛さと重なって何処かすがすがしい。
これが本当の冬だと思える気持ちと、遠い昔吹雪をついて出かけた裏山のまだ奥の、初めての厳冬期の景観の神秘さに感動した時が蘇ってきたからなのかもしれない。
カラスもサギも鴨も自分と同じ風上を向いている。
後ろ向きになった瞬間どこに飛ばされるか判らないほどの強風。
暖かい店に入り、しばらく吹雪見。
あられがころころ、雪の斜面を転がってる。
暖炉の炭の臭いをかぎながら、仕事がなければ吹雪見酒を楽しむのにと、昨日二日目の禁酒をもう破る考え。
お昼は野菜と鶏肉を入れた温かい十割蕎麦。
信濃一号と栃木在来種、島根在来種の挽きぐるみ。
粗挽き過ぎてざらざら感が気になる。
宴会のお客さんを送って帰ろうとJRのガードをくぐろうとしたら二十センチしか隙間の無いのに、5-60センチのツララがづらりと下がっていた。
そーっと潜り抜けたがツララのタップが聞こえた。
明日屋根を点検しなくては。
昼寝をして、夜はフラダンスを見て涙す。
一生懸命して成功するストーリーはいつも元気になる。
温かいお湯を飲んで今日も酒を断つ。
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コメント
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